検索対象となるXMLの項目が確定している業務では、検索対象となる項目だけをsearcherに登録しておくことで高速な検索を実現することができます。この機能をXML検索範囲局所化機能と呼びます。
ただし、XML検索範囲局所化機能では指定した項目だけが検索対象となるため、指定した項目以外のデータを検索することはできなくなります。
XML検索範囲局所化機能は、以下のようなデータを扱う業務では効果がありません。
複数のスキーマ情報を持つデータを扱う場合。
検索対象とする項目のサイズがレコードによって、大きく偏ったデータを扱う場合。
XML検索範囲局所化機能は、director用動作環境ファイルおよび検索条件パス指定ファイルで設定します。
参照
director用動作環境ファイルの設定方法は“A.3 director用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。
検索条件パス指定ファイルの設定方法は、“A.3 director用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。