[詳細]
引き続き運用を続けると、帳票操作や帳票登録などについても、処理速度が低下する可能性があります。
[発生するVL]
Windows版 V9.0.1以降、Solaris版 V10.1.0、Linux版 V10.4.0(List Works拡張パッケージ)
[原因]
Oracleデータベースの統計情報が固定化されたままになっている。
[説明]
特に帳票の検索等のデータベースを多く参照する処理性能が劣化した場合は、統計情報が古くなり、SQLの実行計画が非効率となっている可能性があります。
統計情報を固定化したままである場合、システムを運用しているうちに統計情報のデータ分布と実態がかい離してしまい、非効率な実行計画のままSQLを実行してしまうことがあります。
[対処]
統計情報を固定化する場合は、適宜AWRレポートを採取し、解析結果に応じて統計情報の最適化を行ってください。
AWRレポートの採取方法の詳細は、Oracleのマニュアルを参照してください。