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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

9.1.6 オーバレイなしのページに定義した項目定義が、すべての帳票に表示されてしまう。

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因]

List Worksインストール直後の設定では、オーバレイなしのページに定義した項目定義が、すべての帳票に表示される。

[対処]

帳票名ごとに保存する設定をしてください。設定する場所は以下のとおりです。

V6.0L10の場合:リストビューアの【ツール】-【オプション】ダイアログボックスの【帳票項目】タブ

V7.0L10以降の場合:【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスの【帳票項目】タブ

また、Webクライアントの場合は、Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)の「option.field.everylist」定義名に「1」を指定してください。

≪注意1≫

オーバレイなしの帳票に対して上記設定をしないで作成した項目定義は、すべてのオーバレイなしの帳票に共通な項目定義として保存されています。

このため、チェックボックスをチェックしてから、項目定義を作成した場合にも、以前チェックせずに作成した項目定義が、チェック後も表示されます。

確実に帳票毎に項目定義を行うには、以下のファイルを削除した後に、再度項目定義を行ってください。

なお、同ファイルはオーバレイなしの帳票の項目定義を管理するファイルです。このため、同ファイルを削除した場合には、オーバレイなしの帳票の項目定義情報がすべて失われます。削除に際しては、安全のためバックアップをとってから作業を行うようにお願いします。

List Worksのインストール先フォルダ\Manage\Overlay\%lv%.fld

≪注意2≫

上記チェックボックスをチェックした場合、オーバレイ付きの帳票も帳票毎に項目定義が保存されるようになります。 このため、チェック後に作成した項目定義は、その帳票のみに表示されるようになり、同一のオーバレイを使用している他の帳票では表示されません。チェック前に作成した項目定義は、チェック後も表示されます。

例)

 チェックなし 帳票A(オーバレイa)に項目定義a1を作成
                  ↓
              帳票B(オーバレイa)を開くと項目定義a1が表示される
                  ↓
 チェックあり 帳票A(オーバレイa)に項目定義a2を追加
                  ↓ 
              帳票B(オーバレイa)を開くと項目定義a1のみが表示される 
                  ↓ 
              帳票B(オーバレイa)に項目定義a3を追加 
                  ↓ 
              帳票A(オーバレイa)を開くと項目定義a1、a2が表示される 
 [上記項目定義の結果]
     帳票A               帳票B
 項目定義a1、a2      項目定義a1、a3