[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因1]
リスト管理サーバに接続しているユーザが、帳票、または帳票が格納されている保管フォルダ(Solaris版の場合は管理簿)に対して削除に必要な権限がない。
[対処1]
■Windows版の場合
V6.0L10の場合
対象の帳票および保管フォルダに対して、更新権限以上のアクセス権を追加してください。
エクスプローラを起動し、該当フォルダを右クリックし、【プロパティ】-【セキュリティ】タブで 設定してください。
V7.0L10以降の場合
管理者ツールで、該当する帳票およびその帳票が格納されている保管フォルダに対し「帳票の削除権限」を設定してください。なお、V8.0.0以降の場合はアクセス権のインポートを利用して設定することもできます。
管理者ツールでアクセス権を設定する手順は以下のとおりです。
【スタート】メニューの【プログラム】-【List Works】-【環境設定】-【管理者ツール】から管理者ツールを起動し、管理者権限のあるユーザのユーザIDとパスワードを入力してリスト管理サーバに接続します。
管理者ツールの左側のツリー画面で、該当する帳票または保管フォルダを選択します。
【編集】メニューの【アクセス権の設定】を選択します。
【帳票のアクセス権を設定】または【フォルダのアクセス権を設定】ダイアログボックスで、アクセス権を設定するユーザ、そのユーザの所属するグループ、またはEveryoneに対して、「帳票の削除」の項目をチェックし【OK】ボタンをクリックします。
■Solaris版またはLinux版の場合
Solaris版6.0の場合
OSのコマンドで、帳票および管理簿に対して更新権限を設定してください。
Solaris版V8.0.0以降、またはLinux版の場合
管理者ツールで、該当する帳票およびその帳票が格納されている保管フォルダに対し「帳票の削除権限」を設定してください。なお、アクセス権のインポートを利用して設定することもできます。
管理者ツールでアクセス権を設定する手順は以下のとおりです。
lvadmintコマンドを実行して管理者ツールを起動し、管理者権限のあるユーザのユーザIDとパスワードを入力してリスト管理サーバに接続します。
管理者ツールの左側のツリー画面で、該当する帳票または保管フォルダを選択します。
【編集】メニューの【アクセス権の設定】を選択します。
【帳票のアクセス権を設定】または【フォルダのアクセス権を設定】ダイアログボックスで、アクセス権を設定するユーザ、そのユーザの所属するグループ、またはEveryoneに対して、「帳票の削除」の項目をチェックし【OK】ボタンをクリックします。
[原因2]
(Windows 版V6.0L10、およびSolaris版6.0の場合のみ)
LISTVIEW互換オプションがインストールされていない。
[説明2]
Windows版V6.0L10およびSolaris版6.0では、以下の帳票データを扱うためには、List WorksサーバおよびList WorksクライアントにLISTVIEW互換オプションが必要です。
LISTVIEWサーバから移行した帳票データ
LISTVIEW互換オプションがインストールされたリスト管理サーバから移行した帳票データ
なお、Windows版V7.0L10以降、およびSolaris版V8.0.0以降では、LISTVIEW互換オプションの機能を包含しているため、別途インストールする必要はありません。
[対処2]
List WorksサーバおよびList WorksクライアントにLISTVIEW互換オプションをインストールしてください。