以下の図ではGDS ボリューム(共用ディスク)上にファイルシステムがあり、ノード1でのみマウントされます。
このファイルシステム上に以下のFujitsu Enterprise Postgresの資源を配置します。
データ格納先用のディレクトリ
テーブル空間
バックアップデータ格納先用のディレクトリ
トランザクションログ格納先用のディレクトリ
Fujitsu Enterprise Postgresプロセスは、ノード1でのみで活性化された論理IPアドレス、または引継ぎIPアドレス上で、データベースにアクセスするユーザーアプリケーションの接続を待ち受けています。
ノード1で何らかの異常を検知した場合には、PRIMECLUSTERによって、ファイルシステムがノード2においてマウントされ、論理IPアドレス、または引継ぎIPアドレスが、ノード2において活性化されます。また、Fujitsu Enterprise Postgresプロセスもノード2において起動されます。論理IPアドレス、または引継ぎIPアドレスは不変であるため、ユーザーアプリケーションは、データベースコネクションを再接続するだけで、ノード2のFujitsu Enterprise Postgresプロセスにアクセスすることができます。