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Enterprise Postgres 15 運用ガイド

14.1.2 Local Meta Cache制限機能のパラメータ設定方法

Local Meta Cache制限機能を有効にするためには、pgx_catalog_cache_max_sizeパラメータとpgx_relation_cache_max_sizeパラメータを設定します。

パラメータ名

説明

pgx_catalog_cache_max_size

バックエンドプロセスがカタログキャッシュとして使用するメモリ量の上限値を指定します。8KB以上に設定することでカタログキャッシュ削除を有効にできます。0を設定するとカタログキャッシュ削除は無効となります。デフォルト値は0です。

pgx_relation_cache_max_size

バックエンドプロセスがリレーションキャッシュとして使用するメモリ量の上限値を指定します。8KB以上に設定することでリレーションキャッシュ削除を有効にできます。0を設定するとリレーションキャッシュ削除は無効となります。デフォルト値は0です。

postgresql.confでの設定例を示します。

pgx_catalog_cache_max_size = 1MB
pgx_relation_cache_max_size = 1MB