秘密にすべき情報を含めすべての資格情報を鍵管理システム接続情報ファイルに指定することで、パスフレーズを入力することなく、インスタンスの起動時に自動的にキーストアをオープンできます。キーストアの自動オープンを有効にするには、pgx_keystoreコマンドを実行します。
ファイルsslkeypassphrase.kscに難読化した資格情報を格納する場合の例
> pgx_keystore -s -o sslkeypassphrase.ksc Enter secret:
鍵管理システム接続情報ファイルに難読化した資格情報を指定します。
kmip mykmipsvr kmip.example.com 5696 cert sslcert=postgres.crt sslkey=postgres.key sslrootcert=root.crt sslkeypassphrase-obf=sslkeypassphrase.ksc
鍵管理システム接続情報ファイルは、それが作成されたコンピュータでのみ有効です。
キーストアの自動オープンを無効化するには、sslkeypassphrase-obfに指定した秘密鍵の難読化した資格情報を格納したファイルを削除し、鍵管理システム接続情報ファイルのsslkeypassphrase-obfオプションの記述を削除してください。
参照
pgx_keystoreコマンドの詳細については、“リファレンス”の“pgx_keystore”を参照してください。
鍵管理システム接続情報ファイルの詳細は“付録A パラメータ”を参照してください。