差分ログファイルへのデータ書込みは、更新アプリケーションのトランザクションとは非同期に行われます。このため、インデックス更新のための収集文書リストファイルとマップファイル作成時(rdbtaisコマンド実行時)には、最新の差分ログが差分ログファイルに格納されていない場合があります。差分ログファイルの最新性が必要な場合には、以下の差分ログの追出しを実施してください。
差分ログを、すべて差分ログファイルに追い出す方法について説明します。
Linkexpress Replication optionで提供した、差分ログの追出しコマンド(lxreplog -Fコマンド)を使用します。コマンドを実行すると、未反映の差分ログが差分ログファイルに格納されます。
参照
コマンドについては、“Linkexpress Replication option 説明書”を参照してください。
差分ログの追出しは、Textアダプタコマンド(rdbtaisコマンド)実行前に行います。差分ログの同期をとってインデックスの更新を行う場合には、差分ログからインデックスを更新する前に、実行する必要があります。
以下に、差分ログの追出しの操作例を示します。
$ lxreplog -F (1)
(1)差分ログを追い出します。