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Symfoware Server V12.7.0 RDB運用ガイド(Textアダプタ編)
FUJITSU Software

2.4.1 インデックス構造の構成

インデックスの構造は、インデックス定義ファイルに記述します。インデックス定義ファイルは、収集文書リストファイルとマップファイルとともに、インデックス管理コマンド(isuindexコマンド)の入力情報となります。

インデックス定義ファイルには、フィールド名、検索フィールド属性、回答フィールド属性とオプションを指定します。以下にインデックス定義ファイルの記述形式を示します。

インデックス定義ファイルの記述形式
フィールド名  検索フィールド属性  回答フィールド属性  オプション
                            ・
                            ・

備考.各項目の値は、1つ以上の空白またはタブにより区切りを指定します。

各項目の概略について説明します。

参照

インデックス定義ファイルの各項目の詳細は、“Accela BizSearch プログラマーズガイド”を参照してください。

以下の図にインデックス定義ファイルの記述例を示します。

図2.8 インデックス定義ファイルの記述例

(1)フィールド名
     データベースから抽出したデータの名前。
     検索条件指定時は、この名前を指定する。→ @contents
     *検索条件の指定例
      @contents:=富士通
(2)検索フィールド属性
     インデックス作成時の検索フィールド属性(インデックスの種別を指定)。
     種別には、“JAPANESE/SIMPLE/NUM/NUM-U”があり、
      “-”の場合、インデックスは作成されない。
(3)回答フィールド属性
     検索結果として返却されるデータの型を指定。
      “string(40)”の場合、39バイト分の文字が返却される。
(4) オプション
      “id”を指定されたフィールド名のデータを使用してインデックス
     に登録されたデータをユニークに管理する。ここでは、フィールド
     名「ROWID」が対応する。

インデックス定義ファイルには、インデックス対象のデータベースの表の列に対応したフィールドを規定します。ただし、インデックスに登録したデータをユニークに管理する情報としてフィールド名「ROWID」を指定する必要があります。

また、Textアダプタ定義で、MappingDefタグのdbinfo属性に'yes'を指定するか、または、dbinfo属性を省略した場合は、以下に示すフィールド名を指定する必要があります。CONTAINS関数を使用する検索アプリケーションのみを動作させる場合は、データベース名、スキーマ名および表名がすでに分かっているため、dbinfo属性に'no'を指定することができます。

インデックス定義ファイル作成時の注意事項

Textアダプタで、インデックス定義ファイルを作成する場合の注意事項について説明します。