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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

M.2.3 SQL文

DBミラーリングサービスの状態別に使用できるSQL文を、ノード毎に以下の表に示します。なお、モニタデーモンは起動中、Symfoware/RDBの起動中/停止中は実行可能な状態であることを前提とします。

正系ノード

表M.9 DBミラーリングサービスの状態別SQL文の実行可否(正系ノード)

分類

SQL 文

初回
サービス開始前
(注1)

正系サービス運用中

サービス停止中

リカバリ停止

通常停止

緊急停止

データベース定義系(DDL)

データベース定義/操作文

CREATE DATABASE, CREATE DBSPACE

DROP DATABASE, DROP DBSPACE

スキーマ定義/操作文

CREATE SEQUENCE, CREATE INDEX

×

×

CREATE SCHEMA, CREATE TABLE

○(注2)

DROP SEQUENCE, DROP INDEX

×

×

DROP SCHEMA, DROP TABLE

○(注3)

ALTER TABLE

×
(注4)

×
(注4)

SWAP TABLE

CREATE VIEW, CREATE PROCEDURE, CREATE FUNCTION, CREATE TRIGGER

DROP VIEW, DROP PROCEDURE, DROP FUNCTION, DROP TRIGGER

格納構造定義/操作文

CREATE DSI(表/INDEX)

×

×

DROP DSI

×

×

DROP DSO

○(注3)

ALTER DSI

×

×

CREATE DSO(表/INDEX),CREATE SCOPE, DROP SCOPE, APPLY SCOPE, RELEASE SCOPE SET STATISTICS, PRINT STATISTICS

利用者制御文

CREATE USER, ALTER USER, DROP USER, SET USER PASSWORD

アクセス制御文

CREATE ROLE, DROP ROLE SET ROLE, GRANT, REVOKE

データベース操作系(DML)

更新

データ操作文

DELETE:探索, INSERT, UPDATE:探索, DELETE:位置づけ, UPDATE:位置づけ

×

×

動的 SQL 文

動的DELETE文:位置づけ, 動的UPDATE文:位置づけ, 準備可能動的DELETE文:位置づけ 準備可能動的UPDATE文:位置づけ

×

×

参照

データ操作文

SELECT, DECLARE CURSOR, OPEN, CLOSE, FETCH


(注5)


(注5)


(注5)

埋込み SQL

埋込み例外宣言, INCLUDE文

動的 SQL 文

ALLOCATE DESCRIPTOR, DEALLOCATE DESCRIPTOR, DESCRIPTOR 取得/設定, PREPARE, DEALLOCATE PREPARE, DESCRIBE, EXECUTE, EXECUTE IMMEDIATE, DECLARE CURSOR, OPEN, FETCH, CLOSE

○(注6)

ストアドプロシジャ

CALL文

○(注6)

トランザクション管理

SET TRANSACTION, COMMIT, ROLLBACK

コネクション管理文

CONNECT, SET CONNECTION, DISCONNECT

セション管理文

SET CATALOG, SET SCHEMA, SET SESSION, AUTHORIZATION

資源操作文

RELEASE TABLE

システム制御文

SET SYSTEM PARAMETER

○:実行可能
×:実行不可能
注1)セットアップからDBミラーリングサービスを開始するまでの実行可否を示します。
注2) 格納構造を簡略化した定義は、CREATE DSIと同じです。また、スキーマ要素として順序を定義する場合は、CREATE SEQUENCEと同じです。
注3) CASCADE指定によりDSIまたは順序を削除する場合には、DROP DSIまたはDROP SEQUNECEと同じです。
注4) 表定義変更文については列定義追加および列定義削除は実行不可能です。
注5) 順序番号を取得するようなSQL文は実行不可能です。
注6) 動的SQL文・プロシジャやトリガについては、それらで発行するSQL文によっては実行できない場合があります。個々のSQL文の動作を参照してください。

副系ノード

表M.10 DBミラーリングサービスの状態別SQL文の実行可否(副系ノード)

分類

SQL 文

初回
サービス開始前
(注1)

副系サービス運用中

サービス停止中

リカバリ停止

保守停止

通常停止

緊急停止

データベース定義系(DDL)

データベース定義/操作文

CREATE DATABASE, CREATE DBSPACE

DROP DATABASE, DROP DBSPACE

スキーマ定義/操作文

CREATE SEQUENCE, CREATE INDEX

×

×

×

CREATE SCHEMA, CREATE TABLE

○(注2)

DROP SEQUENCE, DROP INDEX

×

×

×

DROP SCHEMA, DROP TABLE

○(注3)

ALTER TABLE

×
(注4)

×
(注4)

×
(注4)

SWAP TABLE

CREATE VIEW, CREATE PROCEDURE, CREATE FUNCTION, CREATE TRIGGER

DROP VIEW, DROP PROCEDURE, DROP FUNCTION, DROP TRIGGER

格納構造定義/操作文

CREATE DSI(表/INDEX)

×

×

×

DROP DSI

×

×

×

DROP DSO

○(注3)

ALTER DSI

×

×

×

CREATE DSO(表/INDEX),CREATE SCOPE, DROP SCOPE, APPLY SCOPE, RELEASE SCOPE SET STATISTICS, PRINT STATISTICS

利用者制御文

CREATE USER, ALTER USER, DROP USER, SET USER PASSWORD

アクセス制御文

CREATE ROLE, DROP ROLE SET ROLE, GRANT, REVOKE

データベース操作系(DML)

更新

データ操作文

DELETE:探索, INSERT, UPDATE:探索, DELETE:位置づけ, UPDATE:位置づけ

×

×

×

×

×

動的 SQL 文

動的DELETE文:位置づけ, 動的UPDATE文:位置づけ, 準備可能動的DELETE文:位置づけ 準備可能動的UPDATE文:位置づけ

×

×

×

×

×

参照

データ操作文

SELECT, DECLARE CURSOR, OPEN, CLOSE, FETCH

○(注5)

埋込み SQL

埋込み例外宣言, INCLUDE文

動的 SQL 文

ALLOCATE DESCRIPTOR, DEALLOCATE DESCRIPTOR, DESCRIPTOR 取得/設定, PREPARE, DEALLOCATE PREPARE, DESCRIBE, EXECUTE, EXECUTE IMMEDIATE, DECLARE CURSOR, OPEN, FETCH, CLOSE

○(注6)

ストアドプロシジャ

CALL文

○(注6)

トランザクション管理

SET TRANSACTION, COMMIT, ROLLBACK

コネクション管理文

CONNECT, SET CONNECTION, DISCONNECT

セション管理文

SET CATALOG, SET SCHEMA, SET SESSION, AUTHORIZATION

資源操作文

RELEASE TABLE

システム制御文

SET SYSTEM PARAMETER

○:実行可能
×:実行不可能
注1)セットアップからDBミラーリングサービスを開始するまでの実行可否を示します。
注2) 格納構造を簡略化した定義は、CREATE DSIと同じです。また、スキーマ要素として順序を定義する場合は、CREATE SEQUENCEと同じです。
注3) CASCADE指定によりDSIまたは順序を削除する場合には、DROP DSIまたはDROP SEQUNECEと同じです。
注4) 表定義変更文については列定義追加および列定義削除は実行不可能です。
注5) 順序番号を取得するようなSQL文は実行不可能です。
注6) 動的SQL文・プロシジャやトリガについては、それらで発行するSQL文によっては実行できない場合があります。個々のSQL文の動作を参照してください。

ポイント

一方のノードにデータベース定義系(DDL)のSQL文を実行しても、もう一方のノードには定義されません。データベースの定義を変更する場合は、両ノードでSQL文を実行する必要があります。

参照

データベースの定義の変更については“ “10.3 データベースの定義変更”を参照してください。