DBミラーリングシステムの運用には以下の状態遷移があります。
運用開始
通常停止
フェイルオーバ事象
副系組込み
保守停止
dxsvstartコマンドの cオプションを実行してDBミラーリングサービスを開始した場合、実行したノードがノード未定状態から正系状態に状態遷移します。以下に状態遷移の例を示します。
dxsvstartコマンドの cオプションを実行した後、もう一方のノードにdxsvstartコマンドの rオプションを実行します。コマンドを実行されたノードではノード未定状態から副系状態に状態遷移します。以下に状態遷移の例を示します。
利用者が正系ノードにdxsvstopコマンドを実行した場合、データベースの等価性を保証した後に両ノードをノード未定状態に状態遷移します。以下に状態遷移の例を示します。
Mirroring Controllerを利用しているとき、DBミラーリングシステムが正系ノードに異常を検出した場合、正系をRDB停止状態にした後、副系を昇格正系に状態遷移します。以下に状態遷移の例を示します。
ノード切替えが発生した後、旧正系ノードを副系ノードとして組込みを行います。このとき、副系ノードはRDB停止状態から副系状態へ、正系ノードは昇格正系から正系ノードへ状態遷移します。以下に状態遷移の例を示します。
利用者が副系ノードにdxsvstopコマンドの mオプションまたはdxsvstopコマンドの rオプションを実行した場合、副系がノード未定状態に状態遷移します。以下に状態遷移の例を示します。