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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

B.3.6 RERUNログ反映時のコミット順序の保証単位

DBミラーリングシステムでは、利用者の使い方に応じて、副系ノードにおけるRERUNログ反映時のトランザクションを保証する単位を選択することが可能です。

なお、RERUNログ反映のコミット順序の保証単位はRLPごとに選択できます。

注意

副系ノードでの参照業務の目的からRERUNログ反映のコミット順序の保証単位にロググループを選択した場合

本機能を選択した場合、副系ノードでのRERUNログ反映性能は、正系ノードでの業務アプリケーションを1多重で実行した場合のデータベース更新性能と同等になります。したがって、それ以上の更新が想定されるシステムでは、RERUNログ反映のコミット順序の保証単位にDSIを選択することを検討してください。なお、一つの目安として、列のデータ長の合計が2キロバイト程度のレコードを表に挿入するようなオンライン・トランザクションモデルの場合、1秒間に最大100件程度の処理が想定される範囲での利用となります。

参照

RERUNログ反映のコミット順序の保証単位は、RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタで指定します。REF_APPLY_MODEパラメタの詳細については、“5.2.8.4 RLP動作環境ファイルの編集”を参照してください。