DBミラーリングシステムで使用するメモリ量の見積りは、両ノードでそれぞれに行います。
正系ノードの総メモリ使用量
正系ノードで使用する総メモリ量は、以下の式で見積ります。
総メモリ使用量 = 5バイト × 1024 × 1024 + 複写元RLPの総メモリ量 + 業務アプリケーションによって変動するメモリ量 + モニタデーモンが使用するメモリ量
副系ノードの総メモリ使用量
副系ノードで使用する総メモリ量は、以下の式で見積ります。
総メモリ使用量 = 26バイト × 1024 × 1024 + 128バイト × 順序数 + 複写先RLPの総メモリ量 + 業務アプリケーションによって変動するメモリ量 + rdbresidentコマンドによるDSIのメモリ常駐サイズ + モニタデーモンが使用するメモリ量
順序を利用している場合は、すべての順序数を指定してください。利用していない場合は、順序数を計算する必要はありません。
参照
複写元RLPおよび複写先RLPで必要となる総メモリ量については、“A.4.2 RLPで使用するメモリ量”の見積り式を参照してください。
業務アプリケーションによって変動するメモリ量については、“A.4.3 業務アプリケーションによって変動するメモリ量”を参照してください。
モニタデーモンが使用するメモリ量については、“A.4.7 モニタデーモンのメモリ量(両ノード共通)”を参照してください。
rdbresidentコマンドによるDSIのメモリ常駐サイズについては、“A.4.6 rdbresidentコマンドによるDSIのメモリ常駐サイズ”を参照してください。