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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

A.3.7 RERUNログ反映時の見積り

RERUNログを反映する際に使用する以下の資源について、見積り方法を説明します。

A.3.7.1 テンポラリログファイルの見積り

副系ノードのSymfoware/RDBのテンポラリログファイルの容量は、反映常駐スレッドの多重度数とトランザクション結合数を考慮する必要があります。

以下に、副系ノードのテンポラリログファイルの見積り方法について説明します。

注意

  • RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタの反映常駐スレッド数またはトランザクション結合数を変更した場合は、副系ノードのテンポラリログファイルの再見積りを行ってください。

  • 上記の方法でテンポラリログファイルの容量見積りを行った結果を、正系ノードと副系ノードのテンポラリログファイルに反映してください。

参照

Symfoware/RDBのテンポラリログファイルの見積り式については、“セットアップガイド”を参照してください。

A.3.7.2 反映常駐スレッドの多重度数の見積り

反映常駐スレッドの多重度数の見積りを行います。
反映常駐スレッドの多重度数のチューニングを行うことで、RERUNログ反映時の性能を向上させることができます。

反映常駐スレッドの多重度数は、RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタの反映常駐スレッド数で指定します。

注意

反映常駐スレッドの多重度数は、見積りを行うようにしてください。

参照

A.3.7.3 トランザクション結合数の見積り

トランザクション結合数の見積りを行います。
トランザクション結合数のチューニングを行うことで、RERUNログ反映時の性能を向上させることができます。

トランザクション結合数は、RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタのトランザクション結合数で指定します。

参照