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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

12.2.2 RERUNログ反映性能の測定方法

反映常駐スレッドの多重度数およびトランザクション結合数のチューニングは、RERUNログ反映の性能情報をもとに行います。

RERUNログ反映の性能情報は、rdbbcpfmコマンドのrオプションおよび、pオプションを使用して採取します。

RLP名がrlp001のRERUNログ反映性能情報を採取する例を以下に示します。

ポイント

  • 測定した各出力項目(“最大待機時間(MaxStdbyTime)”を除く)は、DBミラーリングサービス開始後から累積した数値です。前回のrdbbcpfmコマンドの結果と差分を算出して評価します。

  • 反映常駐スレッド単位の反映時間(RefTime)には、反映常駐スレッド単位の表のDSIおよびインデックスのDSIの初期化時間(FmtDsiTime)が含まれています。表のデータのみの反映時間を求める場合は、RefTimeからFmtDsiTimeの値を引いて評価します。

  • rdbbcrefコマンド実行時間(RefCmdTime)には、DSIの初期化時間が含まれています。

参照

RERUNログ反映のコミット順序の保証単位は、RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタで指定します。RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタについては“5.2.8.4 RLP動作環境ファイルの編集”を参照してください。