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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

8.8.1 RLPの環境削除

RLPの環境を削除する際には以下の操作を行います。

ポイント

  • DBミラーリングシステムでは、DCUを構成する2つのRLPの削除が必要です。

  • RLPの環境削除は、DBミラーリングシステムの対象のロググループ数と同じ回数繰り返す必要があります。

8.8.1.1 DBミラーリングサービスの緊急停止

DBミラーリングサービスを緊急停止します。

参照

DBミラーリングサービスの緊急停止については“8.2.2.4 DBミラーリングサービスの緊急停止”を参照してください。

8.8.1.2 RERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルの削除

RERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。

正系ノードの操作

セットアップスクリプトdxdelrlpenv.batを実行します。

> dxdelrlpenv.bat -d 従系RLPのRLP定義ファイル名 -p 従系RLPのRLP名

副系ノードの操作

セットアップスクリプトdxdelrlpenv.batを実行します。

> dxdelrlpenv.bat -d 主系RLPのRLP定義ファイル名 -p 主系RLPのRLP名

8.8.1.3 RERUNログ抽出作業域の作業域ファイルの削除

RERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。

両ノード共通の操作

OSのコマンドを使用して、RERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。

8.8.1.4 RLP管理オブジェクトの削除

RLP管理オブジェクトの削除は、両ノードでRLPごとに実施します。

RLP管理オブジェクトを削除すると次にRLP管理オブジェクトを作成するまで該当のRLPはDBミラーリングシステムの運用を行うことができません。

両ノード共通の操作

セットアップスクリプトdxdelmnobj.batを実行してRLP管理オブジェクトを削除します。

> dxdelmnobj.bat -d 主系RLPのRLP定義ファイル名 -p 主系RLPのRLP名
> dxdelmnobj.bat -d 従系RLPのRLP定義ファイル名 -p 従系RLPのRLP名

注意

RLP管理オブジェクトの削除は、Symfoware Serverの管理者の権限で実行してください。

8.8.1.5 データベースサーバの停止

rdbstop コマンドを実行してSymfoware/RDB を停止し、データベースサーバを停止します。

参照

  • rdbstop コマンドについては“コマンドリファレンス”を参照してください。

  • データベースサーバの停止については“8.2.4 データベースサーバの停止”を参照してください。

8.8.1.6 モニタデーモンの停止

モニタデーモンを停止します。

参照

モニタデーモンの停止については“8.2.5 モニタデーモンの停止”を参照してください。

8.8.1.7 モニタデーモンのサービスの削除

モニタデーモンのサービスをWindowsサービスから削除します。

両ノード共通の操作

dオプションを指定したdxserviceコマンドを実行して、モニタデーモンのサービスをWindowsサービスから削除します。

> dxservice -d

8.8.1.8 RLPの削除

RLPを削除します。
RLPの削除では、RLPを構成するRLM、RLCファイルを削除します。

両ノード共通の操作

  1. rdbbcrlpコマンドのEオプションおよび、pオプションを実行して、RLPを削除します。

    > rdbbcrlp -E -p 主系RLPのRLP名
    > rdbbcrlp -E -p 従系RLPのRLP名
  2. RLPを構成する以下のファイルが残存している場合、これらを削除します。

    • 主系RLPおよび従系RLPの送信用RLM(RLP定義ファイルのRLM_OWN_SEND_DEVICEパラメタで指定したファイル)

    • 主系RLPおよび従系RLPの受信用RLM(RLP定義ファイルのRLM_OWN_RECV_DEVICEパラメタで指定したファイル)

    • 主系RLPおよび従系RLPのRLCファイル(RLP定義ファイルのRLC_OWN_DEVICEnパラメタで指定したファイル)

    OSのコマンドを使用して、RLPを削除します。

8.8.1.9 RLP動作環境ファイルおよびRLP定義ファイルの削除

RLP動作環境ファイルおよびRLP定義ファイルを削除します。

両ノード共通の操作

OSのコマンドを使用して、RLP動作環境ファイルおよびRLP定義ファイルを削除します。