RLPの環境を削除する際には以下の操作を行います。
DBミラーリングサービスの緊急停止
RERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルの削除
RERUNログ抽出作業域の作業域ファイルの削除
RLP管理オブジェクトの削除
データベースサーバの停止
モニタデーモンの停止
モニタデーモンのサービスの削除
RLPの削除
RLP動作環境ファイルおよびRLP定義ファイルの削除
ポイント
DBミラーリングシステムでは、DCUを構成する2つのRLPの削除が必要です。
RLPの環境削除は、DBミラーリングシステムの対象のロググループ数と同じ回数繰り返す必要があります。
DBミラーリングサービスを緊急停止します。
参照
DBミラーリングサービスの緊急停止については“8.2.2.4 DBミラーリングサービスの緊急停止”を参照してください。
RERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。
正系ノードの操作
セットアップスクリプトdxdelrlpenv.batを実行します。
> dxdelrlpenv.bat -d 従系RLPのRLP定義ファイル名 -p 従系RLPのRLP名
副系ノードの操作
セットアップスクリプトdxdelrlpenv.batを実行します。
> dxdelrlpenv.bat -d 主系RLPのRLP定義ファイル名 -p 主系RLPのRLP名
RERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。
両ノード共通の操作
OSのコマンドを使用して、RERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。
RLP管理オブジェクトの削除は、両ノードでRLPごとに実施します。
RLP管理オブジェクトを削除すると次にRLP管理オブジェクトを作成するまで該当のRLPはDBミラーリングシステムの運用を行うことができません。
両ノード共通の操作
セットアップスクリプトdxdelmnobj.batを実行してRLP管理オブジェクトを削除します。
> dxdelmnobj.bat -d 主系RLPのRLP定義ファイル名 -p 主系RLPのRLP名 > dxdelmnobj.bat -d 従系RLPのRLP定義ファイル名 -p 従系RLPのRLP名
注意
RLP管理オブジェクトの削除は、Symfoware Serverの管理者の権限で実行してください。
rdbstop コマンドを実行してSymfoware/RDB を停止し、データベースサーバを停止します。
参照
rdbstop コマンドについては“コマンドリファレンス”を参照してください。
データベースサーバの停止については“8.2.4 データベースサーバの停止”を参照してください。
モニタデーモンを停止します。
参照
モニタデーモンの停止については“8.2.5 モニタデーモンの停止”を参照してください。
モニタデーモンのサービスをWindowsサービスから削除します。
両ノード共通の操作
dオプションを指定したdxserviceコマンドを実行して、モニタデーモンのサービスをWindowsサービスから削除します。
> dxservice -d
RLPを削除します。
RLPの削除では、RLPを構成するRLM、RLCファイルを削除します。
両ノード共通の操作
rdbbcrlpコマンドのEオプションおよび、pオプションを実行して、RLPを削除します。
> rdbbcrlp -E -p 主系RLPのRLP名 > rdbbcrlp -E -p 従系RLPのRLP名
RLPを構成する以下のファイルが残存している場合、これらを削除します。
主系RLPおよび従系RLPの送信用RLM(RLP定義ファイルのRLM_OWN_SEND_DEVICEパラメタで指定したファイル)
主系RLPおよび従系RLPの受信用RLM(RLP定義ファイルのRLM_OWN_RECV_DEVICEパラメタで指定したファイル)
主系RLPおよび従系RLPのRLCファイル(RLP定義ファイルのRLC_OWN_DEVICEnパラメタで指定したファイル)
OSのコマンドを使用して、RLPを削除します。
RLP動作環境ファイルおよびRLP定義ファイルを削除します。
両ノード共通の操作
OSのコマンドを使用して、RLP動作環境ファイルおよびRLP定義ファイルを削除します。