dxinfコマンドによるDBミラーリングシステムの運用状態情報の表示例を以下に示します。
両ノードのDBミラーリングシステムの状態確認
両ノードのDBミラーリングシステムの状態情報表示例を以下に示します。
> dxinf dxinf DATE:2011/01/04 TIME:21:15:32 RDB-NAME : dup1 Host-Name : DBSVR1 IP-address : 10.128.25.128 Node Status Service S-Scr RDB Switch C normal normal - - Monitoring Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down start stop stop start Network GCM Trans invalid normal RDB-NAME : dup2 Host-Name : DBSVR2 IP-address : 10.128.25.129 Node Status Service S-Scr RDB Switch R normal normal - enable Monitoring Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down start stop stop start Network GCM Trans invalid -
DBミラーリングシステムの状態を確認するためには“Status”でノードの状態情報を判定します。
ノードの状態は以下のとおりです。
C:正系
R:副系
S:昇格正系
N:ノード未定
O:RDB停止
以下の場合にdxinfコマンドの実行結果を参照し、正系ノードの利用者業務を運用できます。
当該ノードが昇格正系の場合
当該ノードが正系かつ、もう一方のノードが昇格正系でない場合
Mirroring Controllerを利用している場合は、以下のときにdxinfコマンドの実行結果を参照して、副系ノードの利用者業務を運用できます。
当該ノードが昇格正系の場合
当該ノードが正系の場合
当該ノードが副系の場合
ロググループ単位のDBミラーリングシステムの状態確認
ロググループ単位のDBミラーリングシステムの状態情報表示例を以下に示します。
> dxinf -o dxinf DATE:2012/06/20 TIME:21:15:32 RDB-NAME : dup1 Host-Name : DBSVR1 IP-address : 10.128.25.128 LogGroup S-Scr Trans system normal normal loggrp1 normal normal loggrp2 failure failure RDB-NAME : dup2 Host-Name : DBSVR2 IP-address : 10.128.25.129 LogGroup S-Scr Trans system normal - loggrp1 normal - loggrp2 failure -
ロググループ単位のDBミラーリングサービススクリプトの状態を確認するためには“S-Scr”で判定します。
各ロググループの状態は以下のとおりです。
- : 未起動
normal : 正常動作中
failure: 異常発生
ロググループ単位のRERUNログ転送状態を確認するためには“Trans”で判定します。
各ロググループの状態は以下の通りです。
normal :正常
accum :ログデータ蓄積状態
resume :ログデータ転送再開中
suspend:ログデータ転送休止状態
failure:異常発生
- :副系ノード、もしくはDBミラーリングサービスの停止中
参照
DBミラーリングシステムの状態遷移については“付録L DBミラーリングシステムの状態遷移”を参照してください。