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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

8.7 DBミラーリングシステムの状態確認

dxinfコマンドによるDBミラーリングシステムの運用状態情報の表示例を以下に示します。

両ノードのDBミラーリングシステム状態確認

両ノードのDBミラーリングシステムの状態情報表示例を以下に示します。

表示例
> dxinf

dxinf DATE:2011/01/04 TIME:21:15:32
RDB-NAME          : dup1
Host-Name         : DBSVR1
IP-address        : 10.128.25.128
Node
  Status Service   S-Scr   RDB     Switch
  C      normal    normal  -       -
Monitoring
  Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down
  start   stop       stop   start
Network
  GCM          Trans
  invalid      normal

RDB-NAME          : dup2
Host-Name         : DBSVR2
IP-address        : 10.128.25.129
Node
  Status Service   S-Scr   RDB     Switch
  R      normal    normal  -       enable
Monitoring
  Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down
  start   stop       stop   start
Network
  GCM          Trans
  invalid      -

DBミラーリングシステムの状態を確認するためには“Status”でノードの状態情報を判定します。

ノードの状態は以下のとおりです。

C:正系
R:副系
S:昇格正系
N:ノード未定
O:RDB停止

正系ノードの利用者業務を行う場合

以下の場合にdxinfコマンドの実行結果を参照し、正系ノードの利用者業務を運用できます。

副系ノードの利用者業務を行う場合

Mirroring Controllerを利用している場合は、以下のときにdxinfコマンドの実行結果を参照して、副系ノードの利用者業務を運用できます。

ロググループ単位のDBミラーリングシステムの状態確認

ロググループ単位のDBミラーリングシステムの状態情報表示例を以下に示します。

表示例
> dxinf -o

dxinf DATE:2012/06/20 TIME:21:15:32
RDB-NAME          : dup1
Host-Name         : DBSVR1
IP-address        : 10.128.25.128
LogGroup    S-Scr       Trans
system      normal      normal
loggrp1     normal      normal
loggrp2     failure     failure

RDB-NAME          : dup2
Host-Name         : DBSVR2 
IP-address        : 10.128.25.129
LogGroup    S-Scr       Trans
system      normal      -
loggrp1     normal      -
loggrp2     failure     -

ロググループ単位のDBミラーリングサービススクリプトの状態を確認するためには“S-Scr”で判定します。

各ロググループの状態は以下のとおりです。

- : 未起動
normal : 正常動作中
failure: 異常発生

ロググループ単位のRERUNログ転送状態を確認するためには“Trans”で判定します。

各ロググループの状態は以下の通りです。

normal :正常
accum :ログデータ蓄積状態
resume :ログデータ転送再開中
suspend:ログデータ転送休止状態
failure:異常発生
- :副系ノード、もしくはDBミラーリングサービスの停止中

参照

DBミラーリングシステムの状態遷移については“付録L DBミラーリングシステムの状態遷移”を参照してください。