ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

8.1.5 利用者業務の開始

DCUがコネクション状態であることを確認してから利用者業務を開始してください。

ポイント

  • 以下のDCUの状態を“コネクション状態”とよびます。

    • 正系ノードと副系ノードがDBミラーリングサービス開始状態、かつ、

    • TCP/IPによるデータベース二重化環境が正常に動作している状態

  • コネクション状態であることは、rdbbcdcuコマンドのVオプションの実行によりDCUの運用状態を表示し、“ConStat”が“connection”であることにより確認できます。

    > rdbbcdcu -V
    
    LogGroup             : system
    RLCbuffNum           : 128
    RLCbuffSize          : 2K
    RLCnum               : 3
    RLCsize              : 10240K
    RLPid  RLPname  Kind     OnMode   OnStat        RLPstat       InhCause   ConStat        DisConCause    LogRemain
        1  rlp001   origin   capture  online        normal        -          connection     -                      -
  • DCUがコネクション状態でない状態を“ディスコネクション状態”と呼びます。
    利用者業務の開始前にディスコネクション状態を確認した場合はディスコネクション状態からのリカバリを実施してください。

  • アプリケーションサーバを利用して、データベースへのアクセスを行う場合、アプリケーションサーバは、データベースサーバの正系ノードのDBミラーリングサービス開始後、かつ、利用者業務開始前に起動してください。

参照