DBミラーリングシステムの運用形態を以下に示します。
通常運用
DBミラーリングシステムの基本運用です。以下の運用を併用して、利用者業務を継続します。
縮退運用
ノード組込みの運用
ノードの計画切替えの運用
その他の運用
DBミラーリングシステムの基本的な運用方法以外に、以下の運用方法があります。
保守運用
正系ノードと副系ノードの保守を行う運用です。
正系ノードのデータベースをローカルアクセスで利用する運用
正系ノードのデータベースをローカルアクセスで利用する方法です。
また、Mirroring Controllerを使用することで、以下の運用も可能となります。
副系ノードでの参照系業務の運用
副系ノードのデータベースを利用する運用です。
DBミラーリングシステムを利用した利用者業務の運用設計を行う場合は、通常運用を考え、その上で、その他の運用方法について検討します。
DBミラーリングシステムでは、副系ノードだけの運用はできません。
注意
1つの更新系トランザクションが、複数のロググループにアクセスしないようにしてください。
参照
各運用の詳細は、“第7章 DBミラーリングシステムの運用概要”を参照してください。
利用者業務の構築に関する注意事項は、“B.3 利用者業務を設計する際の注意事項”を参照してください。