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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

2.6.2 データの暗号化

格納データや通信データを暗号化することにより、盗難や盗聴といった脅威から重要なデータを保護することができます。

2.6.2.1 DBミラーリングシステムの暗号化

Symfoware Serverでは、データの暗号化として以下の機能を提供しています。

DBミラーリングシステムでは、Symfoware Serverのデータの暗号化に加えて、RERUNログを格納するファイル、およびデータベースサーバ間でデータ転送するRERUNログを暗号化します。
RERUNログを暗号化するかどうかは、データベーススペースの暗号化指定に連動します。

図2.7 DBミラーリングシステムの暗号化

参照

Symfoware Serverのデータの暗号化に関する詳細については、“RDB運用ガイド”および“セットアップガイド”を参照してください。

2.6.2.2 暗号化アルゴリズム

Symfoware Serverでは、通信データおよび格納データの暗号化で使用するアルゴリズムとして、Advanced Encryption Standard(AES)をサポートします。暗号化キー長は、AESの最高強度である256ビットを使用します。