データベースが二重化されているため、片方の運用がなんらかの原因で停止しても、運用を縮退することで、業務を継続することができます。この操作をノード切替えと呼びます。ノード切替えには、2つの方法があります。
異常時の縮退運用(ノード切替え)
データベースサーバに異常が検出された場合、手動により、ノード切替えを行うことができます。この際、トラブルが発生した正系ノードは、DBミラーリングシステムのシステム構成から離れ、二重化処理が停止されます。
なお、Mirroring Controllerを使用することで、ノード切替えを自動で行うこともできます。
通常時の縮退運用(ノード切替え)
データベースサーバは、異常時のノード切替え以外でもノード切替えを行うことが可能です。通常運用時に、正系ノードと副系ノードで交互に保守を行う場合など、計画的にノードを切替えることができます。