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Symfoware Server V12.7.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

15.2.1 バックアップ運用

Symfoware/RDBでは、データベース、RDBディクショナリまたはRDBディレクトリファイルの異常に備えて、以下の資源をあらかじめバックアップしておく必要があります。

注意

  • Advanced Backup Controllerのメディアリカバリは、データベースだけを対象としています。RDBディクショナリやRDBディレクトリファイルを対象とするメディアリカバリについては、“2.4 メディアリカバリ”を参照してください。

Advanced Backup Controllerを利用した運用では、バックアップ運用単位は以下となります。

バックアップはswstbackupコマンドで行います。

退避データはデータベーススペース単位に作成されるため、障害発生時には障害範囲に局所化したリカバリ処理が実現できます。

障害が発生した複数のデータベーススペースを一括してswstrestoreコマンドに指定することでリカバリを行います。

swstbackupコマンドなどのオペランドにロググループ名を指定する場合には以下を指定します。

スケーラブルログ運用を行っていない場合:

“system”

システムロググループの場合:

“system”

ユーザロググループの場合:

ロググループ名