クラスタシステムで運用する場合、異常発生時に切り替えるサービスをクラスタリソースに登録します。
切り替え対象のサービスはList Worksサーバで動作する以下のサービスです。
製品/種別 | サービス名 | 備考 |
---|---|---|
List Works | List Works | |
FUJITSU帳票管理 | ホスト帳票を扱う場合に登録 | |
List Works Assort Service | 仕分け機能を使用する場合に登録 | |
List Works Filing Service | ファイリング機能を使用する場合に登録 | |
Symfoware Server | SymfoWARE RDB LWDB | 「LWDB」はRDBシステム名 |
Interstage Application Server | INTERSTAGE | |
Interstage HTTP Server 2.4 | ||
Interstage PCMI(glassfish5) | ||
Interstage JServlet(OperationManagement) | ||
Interstage Operation Tool | ||
Interstage Operation Tool(FJapache) |
Oracleデータベースを運用する場合、またはList Worksサーバとは別のサーバ(データベースサーバ)でデータベースを運用する場合は、データベースのマニュアルを参照してください。 |
List Creator、HOST PRINT、およびホスト連携プレミアムなどのList Worksの関連製品のサービスにおいてもList Worksサーバで動作している場合は、切り替え対象のサービスとしてクラスタリソースに登録してください。 |
クラスタシステムには以下の手順でサービス(リソース)を登録します。
【スタート】メニューの【Windows管理ツール】-【サービス】をクリックします。
→【サービス】画面が表示されます。
上記の表に示すサービスを選択し、【スタートアップの種類】を「自動」から「手動」に変更します。
サービスを選択し、右クリックし、【プロパティ】をクリックします。
→指定したサービスのプロパティ画面が表示されます。
【スタートアップの種類】に手動を選択し、【OK】をクリックします。
【スタート】メニューの【Windows管理ツール】-【フェールオーバークラスターマネージャー】をクリックします。
→【フェールオーバークラスターマネージャー】画面が表示されます。
【フェールオーバークラスターマネージャー】の左側操作画面でクラスター名の【役割】をクリックします。
真中操作画面の【リソース】タブをクリックします。
上記の表に示すサービスを選択し、クラスタリソースとして登録し、プロパティに情報を設定します。
サービスを右側操作画面の【List Worksクラスタ】-【リソースの追加】-【汎用サービス】をクリックします。
→【新しいリソースウィザード】画面が表示されます。
上記の表に示すサービスを選択し、【次へ】をクリックします。
処理を続行するため、【次へ】をクリックします。
【概要】を確認し、【完了】をクリックします。
【リソース】タブの【役割】に選択したサービス(リソース)が登録されているかを確認し、リソースをクリックします。
→左側操作画面に、選択したリソースの操作が表示されます。
【プロパティ】をクリックします。
→【プロパティ】画面が表示されます。
【全般】タブの【コンピューター名にネットワーク名を使用する】にチェックが入っていないことを確認します。
リソースが「Interstage HTTP Server 2.4」の場合、【スタートアップパラメーター】の文字列を削除し、何も設定しないようにします。
以下のリソースについては【依存関係】タブで依存関係を設定します。
【リソース】をクリックするとプルダウンが表示されるので、一覧を表示し、以下の表にしたがってリソースを選択します。
製品/種別 | リソース | 当該リソースよりも先にオンラインするリソース |
---|---|---|
List Works | List Works | SymfoWARE RDB LWDB |
FUJITSU帳票管理 | データディスク(クラスターディスク2) | |
List Works Assort Service | データディスク(クラスターディスク2) | |
List Works Filing Service | データディスク(クラスターディスク2) | |
Symfoware Server | SymfoWARE RDB LWDB | データディスク(クラスターディスク2) |
当該リソースがList Worksの場合、【レジストリのレプリケーション】タブでレジストリを設定します。
【追加】をクリックします。
→【レジストリキー】画面が表示されます。
以下を順次追加し、【OK】をクリックします。
・SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS
・SOFTWARE\WOW6432Node\Fujitsu\ListWORKS
・SOFTWARE\Fujitsu\MpPrint
・SOFTWARE\WOW6432Node\Fujitsu\MpPrint
【OK】をクリックします。
登録したリソースをすべて選択し、右クリックして【オンラインにする】をクリックします。