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Interstage Charset Manager Standard Edition V10 トラブルシューティング
FUJITSU Software

3.4.2.3 【TRICV00037】新マシンに環境を移行したが、旧マシンと同じ変換ができません。

原因
以下の原因が考えられます。
  1. 旧マシンで対応定義を行っている場合、旧マシンの文字コード変換テーブルを移行していない。
  2. 旧マシンでの運用が、日本語資源管理から資源を配付・適用して運用している場合、新マシンへ移行後に資源を配付・適用していない。
  3. 旧マシンで変換仕様を変更している場合、新マシンでも変換仕様を合わせていない。
対処
それぞれ以下の対処を行ってください。
  1. 旧マシンから以下のファイルを退避し、新マシンに復元してください。
    • Windowsの場合

      インストールディレクトリ\ADJUST\DATA\USRTBL

      WindowsからSolaris/Linuxに復元する場合、USRTBLのファイル名は小文字にしてください。

    • Solaris/Linuxの場合

      /etc/opt/FSUNadj/DATA/usrtbl

  2. 日本語資源管理から各マシンへ資源を配付・適用してください。

    参照

    • “Charset Manager 使用手引書 日本語資源管理編”の“第6章 業務の資源の配付”
    • “Charset Manager 使用手引書 日本語資源適用編”の“第2章 部門サーバでの日本語資源適用” 、"第3章 クライアントでの日本語資源適用"
  3. 以下の対処を実施してください。
    • Windowsの場合

      旧マシンで変換仕様変更ユーティリティ(インストールディレクトリ\ADJUST\f3cedfch.exe)を実行し、設定されている内容と同じ設定を新マシンでも行ってください。

    • Solaris/Linuxの場合

      旧マシンで設定されているICONVの環境変数と同じ設定を新マシンでも設定してください。

      参照

      “Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編”の“4.2 環境変数(UNIX系)”