このセクションでは、以下のシャットダウンエージェントについて、CLIによる定義方法を説明します。
IPMI
ICMP
VMCHKHOST
libvirt
VMware vCenter Server 連携
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O/FJcloud-ベアメタル API
OpenStack API
AWS CLI
Azure CLI
ニフクラ API
IPMI
IPMIシャットダウンエージェント(SA_ipmi)を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg
SA_ipmi.cfgファイルの雛型は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg.template
SA_ipmi.cfgファイルの各行には3つのフィールド (およびいくつかのサブフィールド) があります。各行は、クラスタ内のノードを定義し、電源をオフ (オフのまま) または再起動 (power cycle) にできます。フィールドは以下のとおりです。
cfname
CFクラスタ上のノード名です。
注意
cfnameはIPMI対応のオンボードLANインタフェースのIPアドレスに対応したものである必要があります。
Access-Information
アクセス情報のフォーマットを以下に示します。
ip-address-of-unit:user:password
ip-address-of-unit には、iRMC または BMC の IP アドレスを指定します。指定可能なアドレス形式は、IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスです。IPv6 のリンクローカルアドレスは使用できません。IPv6 アドレスを指定する場合は、角括弧 [ ] で囲んでください。
(例 [1080:2090:30a0:40b0:50c0:60d0:70e0:80f0] )
Action
アクションはcycleまたはleave-offのいずれかである必要があります。cycleの場合、電源をオフにした後でオンにされます。leave-offの場合、手動で電源投入する必要があります。
注意
SA_ipmi.cfgファイルはroot のみに読取り/ 書込み権限が与えられます。これはiRMC/BMCのパスワードを保護するためです。
SA_ipmi.cfgファイルの記載例を以下に示します。
fuji2 192.168.200.1::root:ipmipwd cycle fuji3 192.168.200.2::root:ipmipwd cycle fuji4 192.168.200.3::root:ipmipwd leave-off fuji5 192.168.200.4::root:ipmipwd leave-off
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_ipmi.log
ICMP
ICMPシャットダウンエージェント(SA_icmp)を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_icmp.cfg
SA_icmp.cfgファイルの雛形は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_icmp.cfg.template
SA_icmp.cfgファイルは以下の形式で記述します。
TIME_OUT=value cfname:ip-address-of-node:NIC-name1,NIC-name2
フィールドは以下のとおりです。
value
ノードの生存を確認する時間(秒)を指定します。推奨値は5(秒)です。
cfname
CFノード名を指定します。
ip-address-of-node
cfnameの以下のいずれかのIPアドレスを指定します。指定可能なアドレス形式は、IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスです。IPv6 のリンクローカルアドレスは使用できません。IPv6 アドレスを指定する場合は、角括弧 [ ] で囲んでください。
(例 [1080:2090:30a0:40b0:50c0:60d0:70e0:80f0] )
管理LAN
業務LAN
クラスタインタコネクト
クラスタシステムを構成する全ノードについて、1つ以上を記載してください。複数のLAN経路を指定する場合は、行を追加してください。LAN経路の確認には、複数の経路を使用することを推奨します。
NIC-nameX
ip-address-of-nodeに対して、ノードの生存確認に使用するネットワークインタフェースを指定します。複数存在する場合は、「,」で区切ります。
注意
記載するネットワークインタフェースについて
GLSで二重化している場合は、冗長化しているネットワークインタフェースをすべて記載してください。(例 eth0,eth1)
NICをbondingしている場合は、bondingしているデバイスをIPアドレスの後に記載してください。(例 bond0)
クラスタインタコネクトを記載する場合は、クラスタインタコネクトの全パスで使用するネットワークインタフェースをすべて記載してください。(例 eth2,eth3)
SA_icmp.cfgファイルの記載例を以下に示します。
TIME_OUT=5 node1:10.20.30.100:eth0,eth1 node1:10.20.40.200:eth2 node2:10.20.30.101:eth0,eth1 node2:10.20.40.201:eth2
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_icmp.log
VMCHKHOST
仮想マシン環境管理OS異常時切替用シャットダウンエージェント(SA_vmchkhost)を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmchkhost.cfg
SA_vmchkhost.cfgファイルの雛型は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmchkhost.cfg.template
SA_vmchkhost.cfgファイルの各行には5 つのフィールドがあります。フィールドは以下のとおりです。
guest-cfname
ゲストOSのCFノード名です。
host-cfname
管理OSのCFノード名です。
ip-address
管理OSのIPアドレスです。指定可能なアドレス形式は、IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスです。IPv6 のリンクローカルアドレスは使用できません。
user
管理OSのアカウントです。
KVM環境の場合は、libvirtをシャットダウン機構に設定する際に作成したユーザ名を指定します。
password
“user”で指定したアカウントのログインパスワードです。
libvirtをシャットダウン機構に設定する際に使用した、シャットダウン機構用の一般権限ユーザの暗号化されたパスワードを使用します。
SA_vmchkhost.cfgファイルの記載例を以下に示します。
fuji2 hostos2 192.168.200.1 user 3CA1wxVXKD8a93077BaEkA== fuji3 hostos3 192.168.200.2 user 3CA1wxVXKD8a93077BaEkA==
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_vmchkhost.log
libvirt
libvirt の PANIC 用シャットダウンエージェント(SA_libvirtgp)またはRESET 用シャットダウンエージェント(SA_libvirtgr)を構成するには、それぞれ次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_libvirtgp.cfg /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_libvirtgr.cfg
SA_libvirtgp.cfgファイル、SA_libvirtgr.cfgファイルの雛型はそれぞれ次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_libvirtgp.cfg.template /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_libvirtgr.cfg.template
SA_libvirtgp.cfgファイル、SA_libvirtgr.cfgファイルの各行には5つのフィールドがあります。フィールドは以下のとおりです。
cfname
CF クラスタ上のノード名です。
domain
ゲストOSのドメイン名です。
ip-address
ハイパーバイザーのIP アドレスです。指定可能なアドレス形式は、IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスです。IPv6 のリンクローカルアドレスは使用できません。
user
ハイパーバイザーのアカウントです。シャットダウン機構用のユーザを指定します。
password
userで指定したアカウントのログインパスワードです。暗号化コマンドのsfcipher(8)で暗号化したパスワードを記載します。sfcipher(8)の詳細については、マニュアルページを参照してください。
SA_libvirtgp.cfgファイルの記載例を以下に示します。
fuji2 domain2 192.168.200.1 user 3CA1wxVXKD8a93077BaEkA== fuji3 domain3 192.168.200.2 user 3CA1wxVXKD8a93077BaEkA==
SA_libvirtgr.cfgファイルの記載例を以下に示します。
fuji2 domain2 192.168.200.1 user 3CA1wxVXKD8a93077BaEkA== fuji3 domain3 192.168.200.2 user 3CA1wxVXKD8a93077BaEkA==
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_libvirtgp.log /var/opt/SMAWsf/log/SA_libvirtgr.log
VMware vCenter Server 連携
VMware vCenter Server 連携シャットダウンエージェント (SA_vwvmr) を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vwvmr.cfg
SA_vwvmr.cfgファイルの雛形は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vwvmr.cfg.template
SA_vwvmr.cfgファイルは、次の形式で記述します。
CFName: cfname VMName: vmname vCenter_IP: IP address vCenter_Port: port user: user passwd: passwd
フィールドは以下のとおりです。
cfname
CF クラスタ上のノード名です。
vmname
ゲスト OS のVM名です。日本語で指定する場合は、UTF-8で記載します。
IP address
VMware vCenter Server の IP アドレスです。指定可能なアドレス形式は、IPv4 アドレスおよび IPv6 アドレスです。IPv6 のリンクローカルアドレスは使用できません。
port
VMware vCenter ServerのPort 番号を指定します。
デフォルト値 (443) を使用する場合は、パラメタを指定せず、「vCenter_Port:」と記載してください。
user
VMware vCenter Server にログインするユーザです。シャットダウン機構用のユーザを指定します。
password
user で指定したユーザのパスワードです。暗号化コマンドの sfcipher(8) で暗号化したパスワードを記載します。sfcipher (8) の詳細については、マニュアルページを参照してください。
SA_vwvmr.cfgファイルの記載例を以下に示します。
例)VMware vCenter ServerのPort番号がデフォルト値(443)の場合
CFName: fuji2 VMName: fuji2vm vCenter_IP: 192.168.100.1 vCenter_Port: user: PCL passwd: 3CA1wxVXKD8a93077BaEkA==
例)VMware vCenter ServerのPort番号が10443の場合
CFName: fuji2 VMName: fuji2vm vCenter_IP: 192.168.100.1 vCenter_Port: 10443 user: PCL passwd: 3CA1wxVXKD8a93077BaEkA==
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_vwvmr.log
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O/FJcloud-ベアメタル API
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O/FJcloud-ベアメタル APIシャットダウンエージェント (SA_vmk5r) を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/opt/SMAW/SMAWRrms/etc/k5_endpoint.cfg /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmk5r.cfg
/opt/SMAW/SMAWRrms/etc/k5_endpoint.cfg
k5_endpoint.cfgファイルは以下の形式で記述します。
DOMAIN_NAME=domainname PROJECT_NAME=projectname IDENTITY=identityurl COMPUTE=computeurl
フィールドは以下のとおりです。
domainname
FJcloud-O/FJcloud-ベアメタル環境のドメイン名(契約者番号)です。
projectname
FJcloud-O/FJcloud-ベアメタル環境でクラスタを構築するプロジェクト名です。
identityurl
FJcloud-O/FJcloud-ベアメタル環境で利用するリージョンのリージョナル利用者管理のエンドポイントのURLです。
computeurl
FJcloud-O/FJcloud-ベアメタル環境で利用するリージョンのコンピュート(スタンダードサービス)のエンドポイントのURLです。
k5_endpoint.cfgファイルの記載例を以下に示します。
DOMAIN_NAME=primecluster_domain PROJECT_NAME=primecluster_project IDENTITY=https://identity.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com COMPUTE=https://compute.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmk5r.cfg
SA_vmk5r.cfgファイルの雛形は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmk5r.cfg.template
SA_vmk5r.cfgファイルは以下の形式で記述します。
cfname machinename user passwd Action
SA_vmk5r.cfgファイルの各行には5つのフィールドがあります。各行は、クラスタ内のノードを定義し、電源をオフ (オフのまま) または再起動 (power cycle) にできます。フィールドは以下のとおりです。
cfname
CFクラスタ上のノード名です。
machinename
クラスタホストが動作している仮想マシン名です。
user
仮想マシン制御用のユーザ名です。
password
user で指定したユーザのパスワードです。暗号化コマンドの sfcipher(8) で暗号化したパスワードを記載します。sfcipher (8) の詳細については、マニュアルページを参照してください。
Action
アクションはcycleまたはleave-offのいずれかである必要があります。cycleの場合、電源をオフにした後でオンにされます。leave-offの場合、手動で電源投入する必要があります。
SA_vmk5r.cfgファイルの記載例を以下に示します。
node1 vm1 pcl O/gm+AYuWwE7ow3dgVG/Nw== cycle node2 vm2 pcl O/gm+AYuWwE7ow3dgVG/Nw== cycle
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_vmk5r.log
OpenStack API
OpenStack APIシャットダウンエージェント (SA_vmosr) を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/opt/SMAW/SMAWRrms/etc/os_endpoint.cfg /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmosr.cfg
/opt/SMAW/SMAWRrms/etc/os_endpoint.cfg
os_endpoint.cfgファイルは以下の形式で記述します。
DOMAIN_NAME=domainname PROJECT_NAME=projectname IDENTITY=identityurl COMPUTE=computeurl
フィールドは以下のとおりです。
domainname
RHOSP環境のドメイン名です。
projectname
RHOSP環境でクラスタを構築するプロジェクト名です。
identityurl
RHOSP環境で利用するIdentityサービスのエンドポイントのURLです。
注) URLに“/vX.X”以降の文字列は記載しないでください。
computeurl
RHOSP環境で利用するComputeサービスのエンドポイントのURLです。
注) URLに“/vX.X”以降の文字列は記載しないでください。
os_endpoint.cfgファイルの記載例を以下に示します。
DOMAIN_NAME=primecluster_domain PROJECT_NAME=primecluster_project IDENTITY=https://192.168.11.11:5000 COMPUTE=https://192.168.11.11:8774
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmosr.cfg
SA_vmosr.cfgファイルの雛形は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmosr.cfg.template
SA_vmosr.cfgファイルは以下の形式で記述します。
cfname instancename user passwd
フィールドは以下のとおりです。
cfname
CFクラスタ上のノード名です。
instancename
クラスタホストが動作しているインスタンス名です。
user
インスタンス制御用のユーザ名です。
password
user で指定したユーザのパスワードです。暗号化コマンドの sfcipher(8) で暗号化したパスワードを記載します。sfcipher (8) の詳細については、マニュアルページを参照してください。
SA_vmosr.cfgファイルの記載例を以下に示します。
node1 instance1 pcl O/gm+AYuWwE7ow3dgVG/Nw== node2 instance2 pcl O/gm+AYuWwE7ow3dgVG/Nw==
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_vmosr.log
AWS CLI
AWS CLIシャットダウンエージェント (SA_vmawsAsyncReset) を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmawsAsyncReset.cfg
SA_vmawsAsyncReset.cfgファイルの雛形は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmawsAsyncReset.cfg.template
SA_vmawsAsyncReset.cfgファイルは以下の形式で記述します。
cfname InstanceID [ProfileName]
SA_vmawsAsyncReset.cfgファイルの各行には3つのフィールドがあります。各行は、クラスタ内のノードを定義します。フィールドは以下のとおりです。
cfname
クラスタホストのCFノード名です。
InstanceID
クラスタホストが動作しているAWSのインスタンスIDです。
[ProfileName]
AWS Command Line Interfaceで使用する認証情報のプロファイル名を記述します。
省略時は、デフォルトプロファイルで動作します。
SA_vmawsAsyncReset.cfgファイルの記載例を以下に示します。
node1 i-abcdef0123456789a userprofile1 node2 i-abcdef0123456789b userprofile1
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_vmawsAsyncReset.log
Azure CLI
Azure CLIシャットダウンエージェント (SA_vmazureReset) を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmazureReset.cfg
SA_vmazureReset.cfgファイルの雛形は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmazureReset.cfg.template
SA_vmazureReset.cfgファイルは以下の形式で記述します。
cfname ResourceID AppID TenantID CertPath {cycle | leave-off}
SA_vmazureReset.cfgファイルの各行には6つのフィールドがあります。各行は、クラスタ内のノードを定義します。フィールドは以下のとおりです。
cfname
クラスタホストのCFノード名です。
ResourceID
クラスタホストが動作しているAzureの仮想マシンのリソースIDです。
AppID
サービスプリンシパル登録時のアプリケーションIDを指定します。
TenantID
サービスプリンシパル登録時のテナントIDを指定します。
CertPath
証明書のパスを指定します。
{cycle | leave-off}
ノード強制停止後の動作を記述します。
cycle:ノード強制停止後、再起動します。
leave-off:ノード強制停止後、再起動しません。
SA_vmazureReset.cfgファイルの記載例を以下に示します。
node1 /subscriptions/1e234d12-39b8-49db-881a-35aa03b402b9/resourceGroups/pcl-mw1/providers/Microsoft.Compute/virtualMachines/node1 d5b7dac1-718f-448b-8e11-4a8cca6d9004 8ff7ddfd-fbcb-4700-ae52-6d071ac8d1b4 /root/examplecert.pem cycle node2 /subscriptions/1e234d12-39b8-49db-881a-35aa03b402b9/resourceGroups/pcl-mw1/providers/Microsoft.Compute/virtualMachines/node2 d5b7dac1-718f-448b-8e11-4a8cca6d9004 8ff7ddfd-fbcb-4700-ae52-6d071ac8d1b4 /root/examplecert.pem cycle
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_vmazureReset.log
ニフクラ API
ニフクラ API シャットダウンエージェント (SA_vmnifclAsyncReset) を構成するには、次のファイルを作成するか、変更する必要があります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmnifclAsyncReset.cfg
SA_vmnifclAsyncReset.cfgファイルの雛形は次の場所にあります。
/etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmnifclAsyncReset.cfg.template
SA_vmnifclAsyncReset.cfgファイルは以下の形式で記述します。
CFNameX ServerName Region Accesskey SecretAccesskey
SA_vmnifclAsyncReset.cfgファイルの各行には5つのフィールドがあります。各行は、クラスタ内のノードを定義します。フィールドは以下のとおりです。
CFNameX
クラスタホストのCFノード名です。
ServerName
クラスタホストが動作しているニフクラのサーバ名です。
Region
ニフクラ環境で利用するエンドポイントのリージョンです。
東日本リージョン、西日本リージョンは、それぞれ「jp-east-X」「jp-west-X」の形式で指定してください。
Accesskey
ニフクラAPIの認証に使用するアクセスキーです。
SecretAccesskey
ニフクラAPIの認証に使用するシークレットアクセスキーです。暗号化コマンドの sfcipher(8) で暗号化したシークレットアクセスキーを記載します。
sfcipher (8) の詳細については、マニュアルページを参照してください。
SA_vmnifclAsyncReset.cfgファイルの記載例を以下に示します。
# cat /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_vmnifclAsyncReset.cfg
node1 pclserver1 jp-east-1 123456789ABCDEFGHIJK PIJgi9wm4sYJlfWShOxWP6fpz0Xb6t9KmRc4sPDsRBIGfm6gT5m0xH2H2xf1r38G
node2 pclserver2 jp-east-1 123456789ABCDEFGHIJK PIJgi9wm4sYJlfWShOxWP6fpz0Xb6t9KmRc4sPDsRBIGfm6gT5m0xH2H2xf1r38G
ログファイルの格納場所は以下です。
/var/opt/SMAWsf/log/SA_vmnifclAsyncReset.log