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PRIMECLUSTER  Cluster Foundation 導入運用手引書 4.7

2.2.1 CIMの設定

CIMは以下の方法で設定します。

CLI

CIMは、CF起動後に、rcqconfig(1M) コマンドを使用して設定されます。 rcqconfig(1M) コマンドは、CIM構成の設定または変更を行う場合に実行されます。 本コマンドは、クラスタをCLIで実行した場合は必ず手動で実行します。

rcqconfig(1M) コマンドを実行すると、ノードがクラスタのメンバであるかどうかがチェックされます。 ノードがクラスタに参入したあと、オプションを指定せずにrcqconfig(1M) コマンドを実行すると、CFRegデータベースに構成が存在するかどうかの問い合わせが行われます。存在しない場合はエラーを返します。GUIを使用している場合には、この処理は構成設定処理の一部として行われます。

rcqconfig(1M)は、CFがクォーラム状態を決定しているノードのクォーラムセットを構成します。また、rcqconfig(1M)は現在の構成を示すのに使用されます。構成変更をせずに、または-vオプションのみで、rcqconfig(1M)を実行すると、rcqconfig(1M)はクラスタのすべてのノードに既存の構成を適用します。 次に、クォーラム運用を起動または再起動します。するとrcqconfig(1M)は、クォーラムを構成または起動するために、コマンドラインから呼び出されます。