機能
ある文字列(string)中で、指定された文字列(substring)が最初に出現した部分より、前に存在する文字列を返します。
記述形式
参照項番
単式 → 4.1 式の概要
一般規則
stringとsubstringはxs:string型の原子値か、空シーケンスです。空シーケンスの場合は、長さ0のxs:string型の値に等価とみなして関数を評価します。
substring-before関数は、以下の評価規則に従ってxs:string型の値を返します。
stringが長さ0のxs:string型の値、または空シーケンスである場合、長さ0のxs:string型の値を返します。
substringが長さ0のxs:string型の値、または空シーケンスである場合、長さ0のxs:string型の値を返します。
stringが表す文字列の中に、substringが表す文字列が含まれる場合、string中でsubstringが最初に出現した部分より前に存在する文字列値を返します。この文字列値の型はxs:string型です。
stringが表す文字列の中に、substringが表す文字列が含まれない場合、長さ0のxs:string型の値を返します。
使用例
この式は、xs:string型の値“AB”を返します。
fn:substring-before( "ABCDEFG" , "CD" )
この式は、xs:string型の値“”を返します。
fn:substring-before( ( ) , "CD" )
この式は、xs:string型の値“”を返します。
fn:substring-before( "ABCDEFG" , "" )
この式は、xs:string型の値“”を返します。
fn:substring-before( "ABCDEFG" , "HI" )