5.2.1 contains

機能

ある文字列(string)に対して、指定された文字列(substring)が含まれるかどうかを判別し、xs:boolean型の値を返します。

記述形式

参照項番

一般規則

stringとsubstringはxs:string型の原子値か、空シーケンスです。空シーケンスの場合は、長さ0のxs:string型の値に等価とみなして関数を評価します。
contains関数は、以下の条件のいずれか1つを満たした場合、xs:boolean型の値trueを返します。それ以外の場合はfalseを返します。
- stringが表す文字列中にsubstringが表す文字列が含まれる
- substringが空シーケンス、または長さ0のxs:string型の値

使用例

例1

この式は、文字列“tattoo”の中に文字列“t”が含まれているため、xs:boolean型の値trueを返します。

fn:contains( "tattoo" , "t" )

例2

この式は、文字列“tattoo”の中に文字列“ttt”が含まれていないため、xs:boolean型の値falseを返します。

fn:contains( "tattoo" , "ttt" )

例3

この式は、第2引数のsubstringの値が空シーケンスであるため、xs:boolean型の値trueを返します。

fn:contains( "post" , () )