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Symfoware Server V12.7.0 アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
FUJITSU Software

付録C Interstage Application Serverからの接続

Interstage Application Serverからデータベースに接続する場合の接続オプションの指定について説明します。

Interstage Application Serverでの設定方法については、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

以下に、接続プールのプロパティとSYMOptionの指定値について示します。

接続プールのプロパティ指定

プロパティ名

範囲

省略値

意味

user

データベースに接続するためのユーザIDを指定します。

password

上記ユーザIDに対するパスワードを指定します。

パスワードに“;”(セミコロン)を使用できません。また、OSのログイン名で接続する場合には、パスワードの先頭または末尾に“ ”(空白)を使用できません。

networkProtocol

接続するネットワークプロトコル名を指定します。

[Connection Managerを利用する場合]

以下を指定してください。

  • symfold(ローカル)

[Connection Managerを利用しない場合]

以下のいずれかを指定してください。

  • symfold(ローカル)

  • symford(RDB2_TCP連携)

  • symforsd(RDB2_TCPS連携)

serverName

接続するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。

本オプションは、プロトコルでリモートアクセス(RDB2_TCP連携)または、(RDB2_TCPS連携)を設定した場合に指定可能です。

portNumber

1~65535

接続するサーバのポート番号を指定します。

本オプションは、リモートアクセス(RDB2_TCP連携)または、(RDB2_TCPS連携)を設定した場合に指定可能です。

databaseName

[Connection Managerを利用する場合]

SQLSERVERパラメタで指定したSQLサーバ名を指定してください。

[Connection Managerを利用しない場合]

データベースに接続するためのデータ資源名(データベース名)を指定します。省略できません。

Symfoware/RDBにRDBシステム名を付けて運用する環境で、“プロトコル”で“ローカル”を選択している場合は、以下の形式でRDBシステム名を指定してください。

  <RDBシステム名>.<データ資源名>

description

このデータソースについての説明を入力します。

SYMOption

JDBCドライバのオプションを指定します。

詳細については“SYMOptionのオプション指定”を参照してください。

SYMOptionのオプション指定

オプション名

範囲

省略値

意味

lang

JA
EN

JDBCドライバで返却するエラーメッセージの言語を指定します。省略した場合、日本語のOS環境ではJAが、その他のOS環境ではENが指定されたとみなします。

schema

アプリケーション内で使用する、SQL文に対するデフォルトスキーマ名を指定します。デフォルトスキーマ名に、“;”および“)”は指定できません。

ctuneparam

Symfoware Serverのクライアント用の動作環境ファイルに相当する指をすることができます。詳細は、“5.2.3.4 ctuneparamオプションについて”を参照してください。

javaconverter

JDBCドライバがコード変換時に使用する、Javaのエンコーディングを定します。省略された場合、JDBCドライバが動作しているJava実行環境に合わせて、自動設定されます。

default_isolation

READ_UNCOMMITTED
READ_COMMITTED
REPEATABLE_READ
SERIALIZABLE

SERIALIZABLE

独立性水準の初期値を指定します。
READ_UNCOMMITTED:独立性水準の初期値をREAD UNCOMMITTEDとします。
READ_COMMITTED:独立性水準の初期値をREAD COMMITTEDとします。
REPEATABLE_READ:独立性水準の初期値をREPEATABLE READとします。
SERIALIZABLE:独立性水準の初期値をSERIALIZABLEとします。

default_readonly

false
true

false

トランザクションアクセスモードの初期値を指定します。
false:トランザクションアクセスモードの初期値をREAD WRITEとします。
true:トランザクションアクセスモードの初期値をREAD ONLYとします。

autoclosestatement

YES
NO

NO

ステートメントキャッシュ機能利用時に、PreparedStatementおよびCallableStatementのクローズをJDBCドライバが自動的に行うかどうかを指定します。
YES:自動クローズを行う
NO:自動クローズを行わない

finalizeswitch

ON
OFF

OFF

Java VMのガーベジコレクションが動作し、オブジェクトが破棄された契機で、JDBCドライバ内部でcloseメソッドを実行し、データベース上の資源を回収するかどうかを選択します。

oddstringtoblob

ERRORMESSAGE
CUTLASTCHAR

ERRORMESSAGE

setStringでBLOB列に対して奇数バイトのデータが指定されたとき、データの異常を通知するためにエラー復帰するかどうかを選択します。

statementcache

0~32000

0

ステートメントキャッシュする文の数を指定します。0を指定した場合、ステートメントキャッシュ機能は無効になります。

注意事項