JDBCドライバからデータベースに対してコネクションを接続する場合、以下の接続形態があります。
接続形態 | 説明 |
---|---|
ローカルアクセス | JDBCドライバと接続先データベースが、同一サーバシステムにある接続形態です。 |
リモートアクセス | JDBCドライバと接続先データベースが、異なるサーバシステム上にある接続形態です。 |
また、接続先のサーバのOSファイル(/etc/servicesファイルなど)にサービス名とポート番号が定義されている必要があります。指定するポート番号は、通信方法によって異なります。
参考
リモートアクセスする場合は、システム用の動作環境ファイルの“MAX_CONNECT_TCP”に、1以上の値を指定してください。データベース簡単運用の場合は、Symfoware Serverのインストール時に最適な値が設定されるので考慮は不要です。
サービス名とポート番号の指定について
サービス名とポート番号は、以下のように指定します。
サービス名 ポート番号/プロトコル
サービス名は、RDBシステム名を指定します。ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合は、RDBIIを指定します。
ポート番号は、以下の範囲で、未使用の値を指定してください。
Windows Server(R)場合:1024~49151
Solaris/Linuxの場合:1024~32767
プロトコルは、tcpを指定します。
Symfoware/RDBのシステムごとにポート番号を定義する例を、以下に示します。
rdbsys1 26551/tcp rdbsys2 26552/tcp