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Symfoware Server V12.7.0 RDB運用ガイド(XMLアダプタ編)
FUJITSU Software

6.5.4 メソッド

メソッドには、ノードの値を取得するvalueメソッドがあります。

メソッド      ::= valueメソッド

valueメソッド ::= 'value(' ')'

valueメソッド

valueメソッドは、要素ノードまたは属性ノードを指すパスに対して指定することができ、要素ノードまたは属性ノードの値を返します。

XMLグループ定義で定義しているパスに対してだけがvalueメソッドを指定できます。

valueメソッドは、valueメソッドが指定したパスと対応するXMLグループ定義中のパス定義の型の値を返します。

XMLグループ定義で指定したパス定義の型とvalueメソッドが返す値の関係を以下に示します。

パス定義の型指定

メソッド値の型

説明

STRING

文字列型

要素の内容や属性の値を文字列として扱います。パス定義の短縮指定によってvalueメソッドの返す文字列の内容が異なります。
短縮指定とvalueメソッドの返す文字列の関係については、“A.3 CREATE XMLGROUP文”を参照してください。

NUMBER

数値型

要素の内容や属性の値を10進の数値として扱います。

DATE

日付型

要素の内容や属性の値を日付として扱います。