ここでは、CONTAINS関数のXMLデータに対する絞込み条件の指定方法について説明します。
XML検索式の詳細は、“第6章 XML検索式”を参照してください。
“図5.1 検索条件の記述形式”に示すように、XMLデータは要素をノードとした木構造で表現できます。ここで、木構造の根に相当する要素をルート要素と呼びます。
要素、属性、および値を構成要素とした検索条件の記述形式と記述形式例をそれぞれ以下に示します。
図5.1 検索条件の記述形式
図5.2 検索条件の記述形式例
この例では、「受注伝票」要素の下の「伝票番号」要素の値が検索条件となっています。
記述形式例のXMLデータの場合、「受注伝票」要素(<受注伝票>タグ)がルート要素に相当します。また、各要素は値をもち、その要素の属性をもつこともできます。
たとえば、記述形式例のXMLデータの場合、「伝票番号」要素は“E001001”という値をもち、「社名」要素は“ABC銀行”という値をもちます。