ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.7.0 アップデート情報
FUJITSU Software

3.38 BLOBデータ操作時の動作変更

変更内容

setStringでBLOB列に追加したデータに奇数バイトのデータが含まれるとき、アプリケーションにエラー復帰します。

非互換

V10.1.0以前

setStringでBLOB列に追加したデータに奇数バイトのデータが含まれるとき、データの後方1文字をJDBCドライバの処理内部で自動削除して、正常復帰します。

V11.0.0以降

setStringでBLOB列に追加したデータに奇数バイトのデータが含まれるとき、アプリケーションにエラー復帰します。

対処方法

データソースのオプションとして、oddstringtoblobを設定してください。

指定形式
oddstringtoblob = ERRORMESSAGE | CUTLASTCHAR
省略時
oddstringtoblob = ERRORMESSAGE
パラメタの意味
ERRORMESSAGE:

setStringでBLOB列に対して奇数バイトのデータが指定されたとき、アプリケーションにエラー復帰します。

CUTLASTCHAR:

setStringでBLOB列に対して奇数バイトのデータが指定されたとき、指定されたデータの後方1バイトを削除し、データを追加します。

オプションの設定方法として、JDBCデータソース登録ツールを使用する場合の例を説明します。symjddefdsコマンドを使用する場合、DriverManagerクラスのAPIを使用する場合には、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照し、それぞれの方法で、オプションを設定してください。

JDBCデータソース登録ツールを使用する場合

JDBCデータソース情報設定画面の[オプション]ボタンを押し、データソースのオプション情報設定画面を表示し、[その他パラメタ]に、oddstringtoblobオプションを設定します。