ページの先頭行へ戻る
Linkexpress Replication optionV5.0L24 システム設計ガイド
FUJITSU Software

1.2.5 業務のスケジュール間隔

レプリケーション業務で、スケジュール間隔を指定する場合、以下の点について考慮し、スケジュール間隔を設定する必要があります。

業務スケジュールの詳細は、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

考慮する点

考え方

業務のスケジュール間隔内で発生する差分データ量

例えば、5分間隔でレプリケーション業務をスケジュールしたくても、発生する差分データ量が、5分間以内にレプリケーション業務が完了できる量でない場合、5分間隔でスケジュールを設定することはできません。
発生する差分データ量(トランザクション数)を減らすか、スケジュール間隔を延ばす(差分データ量は固定)必要があります。

一時的なエラーが発生した場合

ネットワークが不安定な場合のファイル転送エラーや、格納処理で一時的なエラーが発生した場合、レプリケーションできなかった差分データは、次のスケジュールで、新たに発生した差分データと共にレプリケーションの対象となります。
つまり、次のレプリケーション業務で扱う差分データ量が約2倍になります。
したがって、1回のスケジュール間隔では、最低2回分の差分データを処理できるだけの間隔を指定する必要があります。

レプリケーション間隔は、おおよそ以下の総和で見積もります。