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Linkexpress Replication optionV5.0L24 リリース情報
FUJITSU Software

Solaris2.1.2 Oracle抽出レプリケーションにおける抽出データの非互換

変更内容

第3章 プログラム修正一覧”に記載のPH12684の修正により、NCHAR型の列データをCHAR型で抽出した際、抽出データのCHAR型のサイズに満たない空き部分を、0x00のパディングから半角空白のパディングに修正します。

非互換

旧バージョンレベルでレプリケーションした複写先データベースに対し、V5.0L20以降のOracle抽出レプリケーションでレプリケーションすると、複写先データベースにおいて、CHAR型のデータが定義長(CHAR型の長さ)に満たないレコードに対し、定義長に満たない部分が0x00のパディングされたレコードと、半角空白のパディングされたレコードが混在します。

対処方法

全複写によって、複写先データベースを再創成してください。

複写先データベースを非互換前の状態でレプリケーションしたい場合は、以下の手順によって、互換モードを有効にしてください。

  1. “インストールガイド”の“旧バージョンレベルからの移行”に従い、以下の作業を行います。

    • 移行前の作業

    • Linkexpress Replication optionのアップグレード

  2. “インストールガイド”の“移行後の作業”の手順1において、退避したLinkexpress Replication optionの動作環境ファイルを戻した後、以下のパラメタを動作環境ファイルに指定します。

    • COMP_CHAR_PADDING = YES

    その後、“インストールガイド”の“移行後の作業”の手順2から作業を継続します。