V5.0L21で追加された新機能および改善項目について説明します。
Enterprise Postgres 10 のサポート
複数トランザクションをまとめる処理の抑止
動的ALTER DSIのサポート
一時的な入出力障害発生時のリトライ対応
Oracle 12.2 のサポート
Oracle抽出レプリケーションのPRIMECLUSTER対応
Symfoware Active DB Guardとの連携
トランザクションログファイルへの差分ログ停止後の再開方法の改善
Enterprise Postgres 10とのレプリケーションをサポートしました。
参照
詳細は以下を参照してください。
“導入運用ガイド”の“動作環境ファイルの作成”
Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)のグループ単位レプリケーションにおいて、複写元システムの複数のトランザクションをまとめる処理の抑止が可能になりました。
これにより、複写元システムのトランザクション数とコミットログ数を対応させ、複写先システムの格納機能で発生するトランザクション数と複写元システムのトランザクション数が一致します。
参照
詳細は、“システム設計ガイド”の“複写先データベースのテンポラリログファイルについて”を参照してください。
Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)において、動的ALTER DSIをサポートしました。抽出定義を削除することなく、レプリケーション対象の表のDSI分割値の変更を可能にします。
参照
詳細は、“導入運用ガイド”の“レプリケーション対象のデータベースの定義変更”を参照してください。
Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)において、トランザクションログファイルおよび差分ログファイルの一時的な入出力障害発生時にリトライが可能になりました。
参照
詳細は、“システム設計ガイド”の“トランザクションログファイルおよび差分ログファイルの入出力障害発生時の考慮”を参照してください。
Oracle12.2に対し、以下のレプリケーションをサポートしました。
複写先データベースのOracle12.2に対し、Symfoware抽出レプリケーションが可能になりました。
複写元データベースのOracle12.2に対し、Oracle抽出レプリケーションが可能になりました。
参照
詳細は以下を参照してください。
“解説書”の“Linkexpress Replication optionのシステム構成”を参照してください。
Oracle抽出レプリケーションにおいて、PRIMECLUSTERと連携したクラスタ運用が可能になりました。これにより、フェイルオーバによる信頼性の高いシステムが実現できます。
参照
詳細は、“クラスタ導入運用ガイド”の“フェイルオーバ対応機能”を参照してください。
Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)において、Symfoware Active DB Guardとの連携が可能になりました。
参照
詳細は、“Active DB Guard連携ガイド”を参照してください。
Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)において、REP_TRF_COFFオペランドによる差分ログの取得停止状態に対し、トランザクションログファイルを再作成することなく、差分ログの取得再開が可能になりました。また、コマンドによる差分ログ取得の停止も可能です。
参照
詳細は、“導入運用ガイド”の“トランザクションログファイルへの差分ログ停止後の再開”を参照してください。