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ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

7.25 Q0632

Q0632:マネージャーのインストール時に特権ユーザー名を"Administrator"と入力しました。
これを"administrator"に変更する手順を教えてください。

A0632:

ユーザー名"Administrator"は、RORと連携しているSVOMでは変更できないユーザーのため、そのままの状態ではRORから削除できません。そのため、以下の手順を実行し、ユーザー名"Administrator"を"administrator"に変更してください。

  1. "Administrator"でRORコンソールにログインします。

  2. ユーザー名を変更するための仮の兼任管理者ユーザーを、任意のユーザー名(本手順では"admin2")で作成します。このとき、グループ、アクセス範囲/ロール割当てはデフォルトのままにします。

  3. RORコンソールからログアウトしてブラウザを閉じます。

  4. マネージャーを停止します。

  5. ディレクトリサービス操作定義ファイルを編集します。

    ldap_attr.rcxpropのdirectory_serviceを"false"に設定します。

    ディレクトリサービス操作定義ファイルの格納先
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
    ディレクトリサービス操作定義ファイルのファイル名
    ldap_attr.rcxprop
    編集内容
    編集前: directory_service=true
    編集後: directory_service=false
  6. マネージャーを起動します。

  7. "admin2"で、RORコンソールにログインします。

  8. [リソース]タブで"Administrator"ユーザーを削除します。

  9. [リソース]タブで"administrator"ユーザーを作成します。

  10. RORコンソールからログアウトしてブラウザを閉じます。

  11. マネージャーを停止します。

  12. 手順5.で編集したディレクトリサービス操作定義ファイルを元に戻します。

    ldap_attr.rcxpropのdirectory_serviceを"true"に設定します。

    ディレクトリサービス操作定義ファイルの格納先
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
    ディレクトリサービス操作定義ファイルのファイル名
    ldap_attr.rcxprop
    編集内容
    編集前: directory_service=false
    編集後: directory_service=true
  13. マネージャーを起動します。

  14. "administrator"ユーザーでRORコンソールにログインします。

  15. [リソース]タブで"admin2"ユーザーを削除します。