ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

6.137 Q1554

Q1554:仮想L-Server作成時のLANスイッチブレードの内部接続ポートへのtag VLAN自動設定において、untag VLAN削除されます。これを抑止する方法を教えてください。

A1554:

【V3.0.0以降】

以下の定義ファイルを作成する事で、untag VLANが削除されないように設定できます。

定義ファイルの格納先
Windows【Windowsマネージャー】
インストールフォルダ\SVROR\Manager\etc\customize_data\
Linux【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data
定義ファイル名
network_security_policy.rcxprop
定義ファイルへの記述内容
delete_port_vlan_on_vmhost=false

参考

RORでは、仮想L-Server作成時のLANスイッチブレードの内部接続ポートへのtag VLAN自動設定において、現在設定されているVLANが以下の両方の条件を満たす場合は、tag VLANを設定すると同時にuntag VLANを削除する仕様になっています。

  • untag VLANとしてVLANID=1だけが設定されている

  • tag VLANの設定が実施されていない

これらの状態は、スイッチブレードの工場出荷時の状態に一致します。このため、RORの自動設定利用時に、利用者が意図しないuntag VLAN=1の設定が残る事へのセキュリティリスクを避けるための仕様になります。