バージョン16.6から、ETERNUS DX500 S4/DX600 S4, ETERNUS AF S2 seriesを利用できます。
Red Hat Enterprise Linux 7、Red Hat Enterprise Linux 6、またはRed Hat Enterprise Linux 5環境でのバックアップ/レプリケーション向けに、fsfreezeコマンドを用いてファイルシステムの更新を抑止/解除する処理を記述した前後処理スクリプトを提供します。この処理を有効にした場合のバックアップ/レプリケーションの動作は、以下のとおりです。
バックアップ
業務ボリュームをマウントしたままの状態で、バックアップを実行します。
詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「バックアップ/リストアの前後処理」を参照してください。
レプリケーション
複製元ボリュームをマウントしたままの状態で、レプリケーションを実行します。
詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)』の「レプリケーションの前後処理」を参照してください。
ポイント
fsfreezeコマンドを利用するには、OSがfsfreezeコマンドをサポートしている、かつバックアップ/レプリケーション対象のボリュームが存在するファイルシステムがext3、ext4、またはXFSのどれかである必要があります。
参考
デフォルトでは、前後処理スクリプトの、fsfreezeコマンドを用いてファイルシステムの更新を抑止/解除する処理は、コメント行になっています。この処理を実行するには、コメントを外す必要があります。詳細は、上記のマニュアル箇所を参照してください。