ポリシー適用後の運用中(収集動作中)に、ポリシーを一時的に変更します。具体的には、以下の管理対象製品に対する情報収集ポリシーが作成・適用されている状態で、その収集動作を停止したり(off指定時)、起動したり(on指定時)することができます。
Symfoware Server(Nativeインターフェース)
Oracle Database Server
Operation Manager
サーバ性能
詳細については、リファレンスマニュアル「sqcMdPolicy(ポリシー一時変更コマンド)」を参照してください。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
ポイント
業務の運用形態に合わせて収集動作を制御したい場合や、クラスタの運用形態に合わせて収集動作を制御したい場合に使用します。
■記述形式
【Windows版】
<インストールディレクトリ>\bin\sqcMdPolicy.exe on|off|stat -c Type [ -i instance-name ] |
【UNIX版】
/opt/FJSVssqc/bin/sqcMdPolicy.sh on|off|stat -c Type [ -i instance-name ] |
■オプション
変更種別として、以下のいずれかを指定します。
on:対象ポリシーを有効化します。
off:対象ポリシーを無効化します。
stat:ポリシーの状態を表示します。
表示結果の"Execute"の列に、"on"または"sample"と表示される場合:ポリシーの状態は有効
表示結果の"Execute"の列に、"off"と表示される場合:ポリシーの状態は無効
以下のいずれかの管理対象を指定します。
sym:Symfoware Server(Nativeインターフェース)
ora:Oracle Database Server
jla:Operation Manager
reg:レジストリ(Windows版のみ)
リファレンスマニュアル「Windowsフォルダ配下/Windows~レポート」の各表において、「Source」が「reg」である性能情報が対象です。サマリデータについてはリソースデータに準じます。
sar:サーバ性能(Unix版のみ)
リファレンスマニュアル「Solaris&Linuxフォルダ配下/UNIX~レポート」の各表において、「Source」が「sar」である性能情報が対象です。サマリデータについてはリソースデータに準じます。
-cで指定する管理対象に対するインスタンス名を指定します。本オプションを省略した場合は、管理対象の全インスタンスが対象になります。
symの場合:RDBシステム名
oraの場合:template.datのOracleの収集セクションのSIDに指定した名前
ポイント
symの場合:RDBシステム名に名前がない場合は、-i @defaultを指定してください。
oraの場合:Non-CDBおよびCDBの場合はOracleインスタンス名、PDBの場合はPDBへの接続識別子になります。