ページの先頭行へ戻る
Kシリーズ端末エミュレータ LBPサポートV7.2 使用手引書

3.3.2 プリンタ装置の設定

「プリンタ装置」タブではK端末LBPサポートが使用するプリンタ装置について設定します。


■接続機種

接続されている帳票出力機種(プリンタ装置/PDFファイル出力ソフト)を選択してください。

■プリンタ名

接続機種に対応するドライバを指定してください(プリンタ名を選択してください)。

サポート対象のプリンタやドライバについては本製品のソフトウェア説明書をご覧ください。

エラーリカバリ機能を使用する

選択した場合、FMGシリーズに接続されたプリンタと同様なエラーリカバリ機能を使用することができます。(ホストにエラー通知あり)

選択しない場合、プリンタドライバのリカバリ機能に依存します。(ホストにエラー通知なし)

なお、当機能はXLシリーズのXLエラーリカバリ機能対象プリンタのみ有効となります。

詳しくは「付録E XLエラーリカバリ機能について」を参照してください。

確認するボタン

選択したプリンタがエラーリカバリ機能を使用できるか否かをメッセージ表示により確認することができます。


■ホストからのレター用紙指定時

ホストからのレター用紙印刷が指定されたときの動作を指定します。

「接続機種」の設定により、指定可能な項目が異なります。

カセット給紙(レター)

レターサイズの給紙カセットから給紙します。

カセット給紙(リーガル)

リーガルサイズの給紙カセットから給紙します。
(印刷モードがLPモードでは、レターサイズの給紙カセットから給紙します)

カセット給紙(ハガキ)

ハガキサイズの給紙カセットから給紙します。
(印刷モードがLPモードでは、レターサイズの給紙カセットから給紙します)

手差し

手差し口から給紙します。

注意

K端末LBPサポートでは不定形用紙(規格で定められたサイズ以外の用紙)を使用できません。


■プリンタの印刷状態をチェックする間隔

リストビューの印刷状態表示を更新する時間の間隔を指定します。


■動作オプション

通常は何も入力する必要はありません。

しかし、キーワードを設定することで、きめ細かな動作を変更することができ、問題の回避や操作性の改善が行えます。複数のキーワードを指定する場合は、次のようにカンマで区切って指定してください。

/JEFG0,xxxxx

指定するキーワードの順番は任意です。

(1)漢字フォントの動作モードの設定

設定するキーワード

"/JEFG0"

動作

[デフォルト動作]
「JEF ゴシックフォント」のインストール状態で自動判断します。

[キーワード設定時動作]
JIS域非漢字を除きゴシック体を使用しないモードにします。

留意事項

付録F 文字フォント」の「漢字動モード」の項目も参照してください。

(2)網かけパターンの濃密化設定

設定するキーワード

"/SHADOW+"

動作

[デフォルト動作]
オーバレイやSMED帳票で使用される図形の網かけを、規定(FMG互換)のドットパターンで面塗りします。

[キーワード設定時動作]
SMED帳票の網かけ指定(SHADOW)のタイプ1~10のうち、網かけが薄い1~6に対応するパターンを、専用のドットパターンを使い、網かけが濃くなるように面塗りします。

この指定により、トナーの薄いタイプのプリンタや、印刷が薄くなってしまう高解像度設定ドライバの利用において、明瞭な網かけが印刷できます。

留意事項

文字等を含む全般的な濃度調整はプリンタの仕様に依存します。

濃淡明瞭化のため、低解像度(300dpi)での運用をお勧めします。





面塗りするドットパターンのイメージサンプル