ページの先頭行へ戻る
Kシリーズ端末エミュレータ LBPサポートV7.2 使用手引書

付録E XLエラーリカバリ機能について

「FUJITSU Printer XLシリーズ」の“K端末LBPサポート XLエラーリカバリ機能”対応機種では、ホスト制御/操作によるエラーリカバリ機能をサポートします。
なお、K端末LBPサポートでは、当機能を“XLエラーリカバリ機能”また、当機能で動作している状態を“XLエラーリカバリモード”と呼びます。
XLエラーリカバリ機能の使用方法については「3.3.3 K印刷モードの設定」を、また、詳細な使用条件や注意事項などについては「ソフトウェア説明書」を参照してください。


(1)主な仕様比較

          

項  目\プリンタ

FMGシリーズLBP

FUJITSU
FMLBP228K

FUJITSU Printer XLシリーズ

XLエラーリカバリモード

XLエラーリカバリモードでない場合(従来モード)

印刷方式

プリンタ制御

専用インタフェース

拡張インタフェース

一般インタフェース

エラー発生時のプリンタドライバメッセージ

ホストからの印刷中ではメッセージ表示なし

プリンタドライバの設定に依存
(メッセージ表示あり/なし/エラー時のみ/最小化の設定が可能)

端末側スプール

未使用

使用

使用

用紙出力
結果確認

あり

あり

なし


(2) 主な機能比較

○:機能あり    △:機能はあるが一部制限あり    ×:機能なし

                

項  目\プリンタ

FMGシリーズLBP

FUJITSU
FMLBP228K

FUJITSU Printer XLシリーズ

XLエラーリカバリモード

XLエラーリカバリモードでない場合(従来モード)

出力確認

ホストデータ保証
(ホストスプールからのデータの削除タイミング)


最終ページの用紙出力完了を確認してからデータは削除されます


最終ページを端末へスプール後、最終ページの用紙出力完了を確認してからデータは削除されます

×
最終ページを端末へスプール完了した時点で正常終了となり、データは削除されます

エラーリカバリ


ホストへエラー通知あり
エラー要因解除での自動再開の他、ホスト側操作による印刷中止、再印刷、出力先プリンタ変更等が可能です

×
ホストへエラー通知なし
エラーリカバリ機能はプリンタドライバの仕様に依存します

出力確認









正常終了

○(印刷結果は未確認)

オフライン

×

用紙切れ

×

カセットミス

×

トナーエンド

×(装置に検出機能なし)

×

紙詰まり

×

電源断

×

ハード異常

×

他で使用中

×

×

排他制御

ホスト通知
(端末側で他の印刷ジョブ実行中の場合)


ホストからの印刷起動に対しエラー通知あり(自動再開可能)

×
ホストからの印刷起動に対しエラー通知なし
(そのまま端末へスプールし、他の印刷ジョブが終了すれば、自動的に印刷を開始します)

待ち時間
(端末側で他の印刷ジョブが次々とスプールされている場合のホスト印刷)


端末側ジョブと交互に出力されます

×
端末側ジョブをすべて出力した後に出力されます


ホストからの印刷ジョブも端末側ジョブと競合してスプールされるため、端末のスプールへの格納順となり、先に格納された端末側ジョブの量によっては長時間待たされる場合もあります

一時停止機能
(端末側プリンタドライバ機能)

×
(一時停止機能なし)


ドライバを「一時停止」状態にすることでホストからの印刷にエラー通知し、一時停止解除で自動再開可能

×
ドライバを「一時停止」状態にすると印刷は停止するが、ホストにエラー通知はなく次々と端末へスプールされます

運用形態

大量印刷
(ホストからの印刷による端末側ディスク資源の枯渇)


端末側スプーラは未使用のためディスク枯渇なし


ホストから現在印刷中の1ジョブ分を端末へスプールする分だけディスクを使用します

×
次々と端末へスプールされるためディスクが枯渇する可能性があります

ネットワーク接続されたプリンタへの印刷

×

×
プリンタ状態を正確に把握できないネットワーク経由の接続は不可


ネットワークプリンタ対象の機種のみ