変更内容
wsimportコマンドでswaRef型を含むWSDLを処理する場合の動作を、V1.1で変更しました。
非互換
swaRef型を使用するWSDLで、importディレクティブを使用してスキーマの所在を定義していなくても、wsimportコマンドを実行できます。
swaRef型を使用するWSDLで、importディレクティブを使用してスキーマの所在を定義していないと、wsimportコマンドの実行に失敗します。
対処方法
WS-I Basic Profile 1.1に定義されるswaRef型をWSDLで使用している場合、下記の例のようにWSDL内でimport要素と、そのschemaLocation属性にswaRef型のXMLスキーマ(http://ws-i.org/profiles/basic/1.1/swaref.xsd)へのURIを設定してください。この定義がない場合、swaRef型は未定義の型として扱われ、wsimportコマンドの実行に失敗します。
<xsd:schema targetNamespace="http://iswstest/" xmlns:ref="http://ws-i.org/profiles/basic/1.1/xsd"> |