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Enterprise Application Platform V1.1.0 リリース情報
FUJITSU Software

2.1.2 wsimportコマンドにswaRef型を含むWSDLを指定した場合の動作

変更内容

wsimportコマンドでswaRef型を含むWSDLを処理する場合の動作を、V1.1で変更しました。

非互換

V1.0

swaRef型を使用するWSDLで、importディレクティブを使用してスキーマの所在を定義していなくても、wsimportコマンドを実行できます。

V1.1以降

swaRef型を使用するWSDLで、importディレクティブを使用してスキーマの所在を定義していないと、wsimportコマンドの実行に失敗します。

対処方法

WS-I Basic Profile 1.1に定義されるswaRef型をWSDLで使用している場合、下記の例のようにWSDL内でimport要素と、そのschemaLocation属性にswaRef型のXMLスキーマ(http://ws-i.org/profiles/basic/1.1/swaref.xsd)へのURIを設定してください。この定義がない場合、swaRef型は未定義の型として扱われ、wsimportコマンドの実行に失敗します。

<xsd:schema targetNamespace="http://iswstest/" xmlns:ref="http://ws-i.org/profiles/basic/1.1/xsd">
<xsd:import namespace="http://ws-i.org/profiles/basic/1.1/xsd" schemaLocation="http://ws-i.org/profiles/basic/1.1/swaref.xsd"/>