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Enterprise Application Platform V1.1.0 GlassFishユーザーズガイド
FUJITSU Software

10.3 ijsetup

GlassFishをセットアップします。セットアップの詳細は、「第3章 GlassFishのセットアップ」を参照してください。

「運用資産格納ディレクトリー」以外の値は、本コマンド実行後も変更可能です。「管理ユーザーID」によって設定される管理ユーザーの変更方法は「6.2 GlassFishのセキュリティ機能」、その他の値の変更方法は「第9章 定義項目一覧」を参照してください。

形式

ijsetup [-a 管理ユーザーID] [-c 運用資産格納ディレクトリー] [-d 運用管理用HTTPリスナーのポート] [-h HTTPリスナーのポート] [-l HTTPSリスナーのポート] [-m SSL通信クライアント認証用のIIOPリスナーのポート]
[-i IIOPリスナーのポート] [-s SSL通信用のIIOPリスナーのポート] [-n JMXコネクタが使用するRMIレジストリの接続ポート] [-e JMSのポート]

オプション

引数

省略可否

詳細

-a

管理ユーザーID

指定できる最大長は、255バイトです。

指定できる文字は、半角英数字、「-」、「.」、「_」です。

省略した場合、「admin」が設定されます。

-c

運用資産格納ディレクトリー

絶対パスで指定してください。指定できる最大長は、50バイトです。指定したディレクトリーの親ディレクトリーが存在している必要があります。

指定できるパス名に含まれるディレクトリー名に使用できる文字は、以下です。

半角英数字、「-」、「.」、「_」

省略値から変更する場合は、半角スペースを含むパスを指定することはできません。

省略した場合、以下が設定されます。

<製品のインストール先>\glassfish\var

省略した場合、以下が設定されます。

/var/opt/FJSVeapf/glassfish

-d

運用管理用HTTPリスナーのポート

指定できる範囲は、1-65535です。

省略した場合、「4848」が設定されます。

-h

HTTPリスナーのポート

指定できる範囲は、1-65535です。

省略した場合、「8080」が設定されます。

-l

HTTPSリスナーのポート

指定できる範囲は、1-65535です。

省略した場合、「8181」が設定されます。

-m

SSL通信クライアント認証用のIIOPリスナーのポート

指定できる範囲は、1-65535です。

省略した場合、「3920」が設定されます。

-i

IIOPリスナーのポート

指定できる範囲は、1-65535です。

省略した場合、「3700」が設定されます。

-s

SSL通信用のIIOPリスナーのポート

指定できる範囲は、1-65535です。

省略した場合、「3820」が設定されます。

-n

JMXコネクタが使用するRMIレジストリの接続ポート

指定できる範囲は、1-65535です。

省略した場合、「8686」が設定されます。

-e

JMSのポート

指定できる範囲は、1-65535です。

省略した場合、「7676」が設定されます。

注意

  • 本コマンドは複数同時に実行しないでください。

  • 本コマンドはWindowsの場合は管理者ユーザー、Linuxの場合はrootユーザーで実行してください。

  • 本コマンドはサービスおよびアプリケーションを停止してから実行してください。

実行例

<製品のインストール先>\glassfish\bin\ijsetup.bat

/opt/FJSVeapf/glassfish/bin/ijsetup