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Enterprise Application Platform V1.1.0 GlassFishユーザーズガイド
FUJITSU Software

1.5.2 配備時の注意事項

以下について説明します。

リソース検証の注意事項

デフォルトでは、アプリケーションが使用する各リソースは、アプリケーション配備時に検証されます。これにより、全てのリソースが事前に作成されていることが保証されます。

配備時にリソースが利用可能でない場合は、以下のようなメッセージが出力され、配備に失敗します。これは Eclipse GlassFish V5で追加された機能です。

[2022-06-02T14:34:57.737+0900] [glassfish 7.0] [SEVERE] [AS-DEPLOYMENT-00026] <略>
  JNDI lookup failed for the resource: <略>
[2022-06-02T14:34:57.738+0900] [glassfish 7.0] [SEVERE] [NCLS-CORE-00026] <略>
  Exception during lifecycle processing
org.glassfish.deployment.common.DeploymentException: JNDI lookup failed for the resource: <略>

リソースが利用できないときにアプリケーションを配備するためには、以下のJava VMオプション(またはシステムプロパティ)をfalseに設定してください。

ただし、アプリケーション実行時に依然リソースが利用できない場合には、アプリケーションでエラーが発生することがあります。

プロパティ名

説明

deployment.resource.validation

trueまたはfalseを指定します。アプリケーション配備時にリソースを検証する場合、trueを設定します。省略値はtrueです。

HotDeploy機能使用時の注意事項

ライブラリ(--librariesオプション)指定文字列の注意事項

以下の指定は行わないでください。

アプリケーションのファイル名の注意事項

アプリケーション名(--nameオプション)に以下の文字を指定してください。

オートリロード機能使用時の注意事項

配備モジュールのクラスファイルを頻繁に変更して動作確認する開発作業中は、オートリロード機能を使用することで開発効率を向上させることが可能です。
ただし、オートリロード機能は、以下の理由のためアプリケーションの開発時のみ使用してください。