ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Keeper トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

3.1.2 管理コンソールに同一クライアント(CT)が複数登録されています

管理コンソールに同一クライアント(CT)が複数登録されています。

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0

V15.0.0

V15.1.0

V15.2.0

V15.3.0

V15.4.0

V16.0.0

V16.1.0

原因1

インストールとアンインストールを繰り返すと、同一クライアント(CT)が複数登録されます。(V12.0L10のみ)

対処方法

以下の手順で対処してください。

  1. バックアップコマンドを使用して、古いクライアント(CT)のログ情報をバックアップします。

  2. 管理コンソールで古いクライアント(CT)を削除します。

  3. クライアント(CT)をインストールします。

原因2

クライアント(CT)で再登録コマンドを実行すると、複数登録されます。(V12.0L10のみ)

fsw11ej7 [パスワード] /R

[パスワード] : クライアント(CT)のインストール時に指定したパスワードを入力します。

対処方法

  1. バックアップコマンドを使用して古いクライアント(CT)のログ情報をバックアップします。

  2. 管理コンソールで古いクライアント(CT)を削除します。

  3. クライアント(CT)をインストールします。

原因3

クライアント(CT)側のファイアーウォールが有効になっているなどの理由によりポートが閉じていた場合、「クライアント(CT)⇒管理サーバ」の通信が可能な状態でも、「管理サーバ⇒クライアント(CT)」への接続はできません。このため、クライアント(CT)の起動時に管理サーバにクライアント(CT)が登録されますが、クライアント(CT)には管理サーバに登録されたという情報が伝えられないため、クライアント(CT)を起動するたびに管理サーバに登録されます。したがって、クライアント(CT)が重複登録されます。

確認ポイント

クライアント(CT)インストール時に設定したポート(初期値は10010)でクライアント(CT)と管理サーバの通信ができているか、管理サーバ上で以下のコマンドを実行して確認してください。

telnet [CTのIPアドレス] 10010

接続できない場合は、エラーが表示されます。
接続できた場合は、画面上の文字が消え、カーソルの点滅だけの画面になります。

対処方法

クライアント(CT)側のファイアーウォールを無効とするか、Systemwalker Desktop Keeperで使用するポートを開いてください。

原因4

クライアントマシンをリプレースしたなどの理由により、以下「クライアント(CT)登録時の同一クライアント(CT)判断条件」のうち、1つの条件が合致しない状態で再登録コマンド(fsw11ej7.exe [パスワード] /R)を実行しました。

クライアント(CT)登録時の同一クライアント(CT)判断条件

確認ポイント

上記クライアント(CT)登録時の同一クライアント(CT)判断条件はすべての条件が合致した状態で同一のクライアント(CT)とみなします。

それ以外は他クライアント(CT)として再登録が行われます。

V13.3から管理者が同一クライアント(CT)判断条件を何にするかを設定可能です。

対処方法

前回登録したクライアント(CT)と、今回登録したクライアント(CT)が、同一のものであると判断されるように、サーバ設定ツールでの設定を変更してください。
その後、再登録コマンドを実行してください。
サーバ設定ツールでの変更方法は、以下のとおりです。
サーバ設定ツールを起動し、[システム設定]画面の[クライアント(CT)登録時の同一クライアント(CT)判断条件]で、前回と今回とで条件が異なる項目に対して、[使用しない]を選択してください。