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Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド
FUJITSU Software

4.2.1 管理サーバ/統合管理サーバを同一サーバでバージョンアップする

旧版のSystemwalker Desktop Keeperから管理サーバ/統合管理サーバをV16.1.0にバージョンアップする流れについて、以下の2パターンで説明します。

また、Systemwalker Desktop Log AnalyzerからSystemwalker Desktop Keeperに移行する流れについても説明します。Systemwalker Desktop Log AnalyzerからSystemwalker Desktop Keeperに移行する場合は、移行の実施前に、管理サーバ/統合管理サーバのバージョンアップを完了させてください。

Systemwalker Desktop Keeper V16.1.0を新規インストールする場合は、“第2章 導入”を参照してください。

注意

V16.1.0へバージョンアップする場合、必ずユーザー資産のバックアップを行って下さい。 ここでバックアップしたユーザー資産を使用して、V16.1.0へバージョンアップ後に、ユーザー資産の復元を行います。
運用データベース、ログ閲覧データベースは再定義が必要です。 V13.2.0より提供されていたデータベースのバージョンアップコマンド"SWDTK_DBCV"はV15.1.0以降では提供されません。

注意

バージョンアップ後のバックアップ作業について

バージョンアップ後は旧版のバックアップコマンドは使用できません。すべてV16.1.0のバックアップコマンドを使用してください。

V13からのバージョンアップの場合

V13.3.0からのバージョンアップの流れは以下のとおりです。

V14/V15/V16からのバージョンアップの場合

V14/V15/V16のWebコンソールのURLをブラウザのブックマークとして保存している場合は、再度、V16.1.0のWebコンソールにアクセスして、ブックマークを登録しなおしてください。V16.1.0のWebコンソールのアクセス方法は、“運用ガイド 管理者編”の“ログビューアを起動する”を参照してください。
V14/V15/V16からのバージョンアップの流れは以下のとおりです。

注意

管理サーバ/統合管理サーババージョンアップ後に発生するエラーについて

ログアナライザを利用している環境において、管理サーバ/統合管理サーバのバージョンアップ後に、管理サーバ/統合管理サーバ上で以下のエラーイベントログが発生する場合があります。

イベントID : 3421
種類 : エラー
ソース : SWDTK_PB
メッセージ :「複合機連携バッチ処理において、ログアナライザサーバデータベースのアクセスに失敗しました。(サーバIPアドレス=%1 結果コード=%2 結果メッセージ=%3 結果詳細=%4)」
注) %1~%4は環境によって異なります。

本エラーはログアナライザサーバをバージョンアップすることで対処されます。

バージョンアップ/レベルアップ作業実施中に「インストール中に問題が発生しました」と出力される場合があります。

本エラーは以下の対処で解決します。

  1. OKを押してインストールを続行させてください。

  2. (DTK製品媒体のドライブ):\win32\DTKServer\x64\packages\PGSQL\packages\VC2013配下にあるvcredist_x64.exeおよびvcredist_x86.exeを手動で実行し、Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージをインストールしてください。(※)

  3. 管理サーバを再度上書きインストールしてください。

    ※手動で実行しても同じエラーが出る場合は何度か繰り返してください。解決しない場合は、以下の対策後実施してください。

    • OSの再起動

    • ウィルス対策ソフトの停止

    • Windows UpdateでOSを最新化

ログアナライザサーバのバージョンアップ手順は、“4.9.1 Systemwalker Desktop Log Analyzer管理サーバからログアナライザサーバに移行する”を参照してください。「Systemwalker Desktop Log Analyzer管理サーバ」は、「旧版のログアナライザサーバ」と読み替えてください。

ログアナライザを使用せずに状況画面を使用する場合は、ログアナライザサーバのバージョンアップ作業、レポート出力ツールの移行作業は、不要です。

Systemwalker Desktop Log Analyzerからの移行

バージョンアップは、現在の環境をすべて削除してから、新規に環境を構築しなおします。
バージョンアップ作業の流れを以下に示します。