クリーンアップウィザードは、Powershellからでも実行することができます。定期的な自動実行をする場合は、Windows PowerShellのInvoke-WsusServerCleanupコマンドレットをタスクスケジューラに登録してください。
注意
複数のWSUSサーバを構築している場合、[不要な更新プログラムと更新プログラムのリビジョン]は下位サーバで先に実行してください。[不要な更新プログラムと更新プログラムのリビジョン]以外は上位サーバ(アップストリームサーバ)で先に実行してください。
以下はすべての項目を実行する場合の使用例です。
使用例
WIDを利用しており、全ての項目に対してクリーンアップを実行します。
Powershell -Command "Invoke-WsusServerCleanup -CompressUpdates -CleanupObsoleteUpdates -CleanupObsoleteComputers -CleanupUnneededContentFiles -DeclineExpiredUpdates -DeclineSupersededUpdates" > C:\WSUS\wsusClean.txt |
注意
使用例は複数行に分かれていますが、実行する際は1行で記述する必要があります。
各オプションについては、以下のとおりです。
項目 | オプション |
---|---|
不要な更新プログラムと更新プログラムのリビジョン | -CompressUpdates -CleanupObsoleteUpdates |
サーバーにアクセスしていないコンピューター | -CleanupObsoleteComputers |
不要な更新ファイル | -CleanupUnneededContentFiles |
期限の切れた更新プログラム | -DeclineExpiredUpdates |
置き換えられた更新 | -DeclineSupersededUpdates |