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Interstage Navigator ServerV9.6.0 セットアップガイド Vol.2
FUJITSU Software

A.2 カタログのアクセスログの出力内容

アクセスログの出力形式と出力例を示します。

出力形式

アクセスログは、以下の表のような構成になっています。

一行の構成は、下記のとおりです。

(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7),(8),(9),(10),(11),(12),(13),(14),(15),(16),(17),(18),(19)

記号

データ

内容

(1)

アクセスログ出力時刻(年)

(2)

アクセスログ出力時刻(月)

(3)

アクセスログ出力時刻(日)

(4)

アクセスログ出力時刻(時)

(5)

アクセスログ出力時刻(分)

(6)

アクセスログ出力時刻(秒)

(7)

ミリ秒

アクセスログ出力時刻(ミリ秒)

(8)

ソース

アクセスログを出力したサービス名
→環境設定ファイルのセクション名に相当します。

(9)

操作元

操作を行ったユーザ名、またはサービス名

(10)

通信情報

接続方法(RMI TCP)とWebコンポーネントのIPアドレス

(11)

メッセージID

0に固定

(12)

ログタイプ

TRACE

(13)

ログレベル

80000000に固定

(14)

アクション

行った操作

(15)

ターゲット

操作対象

(16)

データ

対象名、または分散プロセスのURL

(17)

操作開始・終了情報

STARTまたはEND
START:アプリケーション情報の出力開始
END:アプリケーション情報の出力停止

→操作内容によって表示されるものとされないものがあります。

(18)

操作完了ステータス

OKまたはNG
(17)操作情報がENDの場合に出力されます。
OK:操作が正常に終わった
NG:操作が失敗に終わった

→操作内容によって表示されるものとされないものがあります。

(19)

アプリケーション情報

アプリケーション情報
→カタログが生成する識別情報です。

→操作内容によって表示されるものとされないものがあります。

(14)アクション

アクションには、以下のものがあります。

(14) アクション

操作内容

(16) データ  ※2

CONNECT

サービスに接続

接続先のサービス名

COPY

問い合わせのコピー

コピーを行った問い合わせ名

CREATE

新規作成

作成した資源名  ※1

CUT

問い合わせの切り取り

切り取りを行った問い合わせ名

DELETE

削除

削除された資源名  ※1

DISCONNECT

サービスから切断

接続していたサービス名

EDIT

Webクライアントからの問い合わせの編集

非定型問い合わせ機能を利用して編集を行った問い合わせ名

LOGIN

ログイン

ログインしようとしたユーザ名

LOGIN-OK

ログイン成功

ログインに成功したユーザ

LOGIN-NG

ログイン失敗

ログインに失敗したユーザ

WCLOGIN

Webクライアントからのログイン

非定型問い合わせ機能を利用してログインしようとしたユーザ名

WCLOGIN-OK

Webクライアントからのログイン成功

非定型問い合わせ機能を利用してログインに成功したユーザ名

WCLOGIN-NG

Webクライアントからのログイン失敗

非定型問い合わせ機能を利用してログインに失敗したユーザ名

LOGOUT

ログアウト

ログアウトしたユーザ名

MODIFY

変更

変更した資源名  ※1

PASTE

問い合わせの貼り付け

貼り付けを行った問い合わせ名

READ

参照

参照した資源名  ※1

CHANGE OWNER

作成者の変更

新しい作成者  ※3

CHANGE ALIAS

表示名の変更

変更した資源名と新しい表示名 ※3

CHANGE SECURITY

セキュリティの変更

変更した権限とアカウント  ※3

CHANGE DEFAULT FOLDER SECURITY

サブフォルダのデフォルトセキュリティの変更

変更した権限とアカウント  ※3

CHANGE DEFAULT QUERY SECURITY

問い合わせのデフォルトセキュリティの変更

変更した権限とアカウント  ※3

EXECUTE

問い合わせの実行

問い合わせ名

EXECUTED

問い合わせの実行

問い合わせ名と固定の文字列(NO_GENERATE)

※1  資源には、フォルダ、問い合わせ、スケジュールに登録する別名があります。

※2  (16) データが、フォルダ名、または問い合わせ名の場合、出力されるデータは、"名前"になります。"表示名(オプション)"は、出力されません。

スケジューラ機能を利用して問い合わせを実行した場合、(16) データに出力されるのは、問い合わせ名だけで、所属フォルダ名は出力されません。

※3  資源管理コマンドを用いて操作した時だけ出力されます。

(15)ターゲット

ターゲットには、以下のものがあります。

(15) ターゲット

内容

FOLDER

フォルダ

QUERY

問い合わせ

SCHEDULE

スケジュール設定

SERVICE

サービス

SYSTEM

システム

CATALOG

ルートフォルダ

出力例

CSV形式で出力されます。

以下に、アクセスログの出力例を示します。

UNIX版の場合

<出力例>問い合わせを参照したとき

2002,3,31,17,57,14,149,"catalog","wsadmin","RMI TCP Connection(6)-10.124.80.182",0,"TRACE","80000000","READ","QUERY","/Catalog/Folder/Query001","","","WSSV1195973846040"

<出力例>フォルダを新規作成をしたとき

2003, 12, 31, 23, 59, 59, 999, "catalog", "wsuser", "RMI TCP Connection(9999)-999.999.999. 999", 0, "TRACE", "80000000", "CREATE", "FOLDER", "/Catalog/folder/",”START”,””, "WSSV1195973846040”
2003, 12, 31, 23, 59, 59, 999, "catalog", "wsuser", "RMI TCP Connection(9999)-999.999.999. 999", 0, "TRACE", "80000000", "CREATE", "FOLDER", "/Catalog/folder",””,””,"WSSV1195973846040”
2003, 12, 31, 23, 59, 59, 999, "catalog", "wsuser", "RMI TCP Connection(9999)-999.999.999. 999", 0, "TRACE", "80000000", "CREATE", "FOLDER", "/Catalog/folder",”END”,”OK”, "WSSV1195973846040”

<出力例>問い合わせを実行したとき

2003,12,31,23,59,59,999,"cube","wsuser","RMI TCP Connection(9999)-999.999.999.999",0,"TRACE","80000000","EXECUTE","QUERY","/Catalog/folder/query",,"","WSSV1195973846040"

Windows版の場合

<出力例>問い合わせを参照したとき

2002,3,31,17,57,14,149,"catalog","wsadmin","RMI TCP Connection(6)-10.124.80.182",0,"TRACE","80000000","READ","QUERY","\Catalog\Folder\Query001","","","WSSV1195973846040"

<出力例>フォルダを新規作成したとき

2003, 12, 31, 23, 59, 59, 999, "catalog", "wsuser", "RMI TCP Connection(9999)-999.999.999. 999", 0, "TRACE", "80000000", "CREATE", "FOLDER", "\Catalog\folder\",”START”,””, "WSSV1195973846040”
2003, 12, 31, 23, 59, 59, 999, "catalog", "wsuser", "RMI TCP Connection(9999)-999.999.999. 999", 0, "TRACE", "80000000", "CREATE", "FOLDER", "\Catalog\folder",””,””,"WSSV1195973846040”
2003, 12, 31, 23, 59, 59, 999, "catalog", "wsuser", "RMI TCP Connection(9999)-999.999.999. 999", 0, "TRACE", "80000000", "CREATE", "FOLDER", "\Catalog\folder",”END”,”OK”, "WSSV1195973846040”

<出力例>問い合わせを実行したとき

2003,12,31,23,59,59,999,"olap","UNKNOWN","RMI TCP Connection(9999)-999.999.999.999",0,"TRACE","80000000","EXECUTE","QUERY","\Catalog\folder\query","","","WSSV1195973846040"

2003,12,31,23,59,59,999,"olap","UNKNOWN","RMI TCP Connection(9999)-999.999.999.999",0,"TRACE","80000000","EXECUTED","QUERY","\Catalog\folder\query:0:0:NO_GENERATE","","","WSSV1195973846040"