運用資源のリストアを行う場合は、以下のように行います。リストアする資源について、それぞれ説明します。
セットアップ時のリストア
あらかじめバックアップしてある運用環境の設定ファイルをリストアします。
運用資源のリストア
カタログを利用した運用の場合に、バックアップされている運用資源をリストアします。
注意
リストアを行う場合、必ず運用中のWebコンポーネントを停止してから行ってください。Webコンポーネントの停止方法は、“第6章 Webコンポーネントの起動・停止”を参照してください。
運用環境の設定ファイルのリストアおよび運用資源のリストアを両方行う場合は、先に運用環境の設定ファイルのリストアを行ってください。
セットアップ時のリストア
あらかじめバックアップしてある運用環境の設定ファイルをリストアします。以下の資源を一括して上書きしてください。
[Web_COMP]\conf
[Web_COMP]\bin\Directory
[Web_COMP]\bin\*.obs
[Web_COMP]\conf\wsutility_log.ini
[Web_COMP]\conf\wsscheduler_log.ini
[Web_COMP]\bin\*.bat
[Web_COMP]\bin\update.def
[Web_COMP]/conf
[Web_COMP]/bin/Directory
[Web_COMP]/bin/*.obs
[Web_COMP]/conf/wsutility_log.ini
[Web_COMP]/conf/wsscheduler_log.ini
[Web_COMP]/bin/*.sh
[Web_COMP]/bin/update.def
運用資源のリストア
カタログを利用した運用の場合に、バックアップされている運用資源をリストアします。現在の運用資源を削除してから、以下の資源を一括して格納してください。
なお、カタログフォルダの場所については、“3.3.3 カタログの格納場所を指定”を参照してください。
カタログフォルダおよびカタログフォルダに格納されているファイルすべて
[Web_COMP]\bin\Directoryフォルダ配下すべて
[Web_COMP]\bin\security.obs
[Web_COMP]\bin\scheduled.obs(定型問い合わせ機能を利用し、スケジューラの設定を行っている場合のみ)
カタログフォルダおよびカタログフォルダに格納されているファイルすべて
[Web_COMP]/bin/Directoryフォルダ配下すべて
[Web_COMP]/bin/security.obs
[Web_COMP]/bin/scheduled.obs(定型問い合わせ機能を利用し、スケジューラの設定を行っている場合のみ)